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ピストのチェーンリング

ふと別のsnsで、知り合いが言っていたワードが後を引いたので書いてみようと思い立ちました。

49t以下は甘え節の呪縛

これはもちろん人それぞれで、スタイルによって違うもの。
ましてや、ストリートを舞台としたピストに乗っていて、絶対にこうでなければいけないと言うルールはブレーキ問題くらいだと思います。

が、確かにチェーンリングの歯数49t以下って、なかなか勇気のいる事だなと…個人的にも思ったのです。

トリックをやる方は、おそらく当たり前のように軽いギア比で行っている事でしょうし、そんな呪縛すらないと思います。

ただ、移動手段として偏りに偏ったチョイスでピストを選び、通勤通学、言えば日々の足で乗りこなしている人には、分かってもらえるのでは?と思うのですが、49t以下のチェーンリングにする勇気なかなかだと思いません?w

一つは見た目

ちなみにこの子は49t

バランス的にも、サイズ感的にも49〜51位が美しいと思います。チェーンリングとクランクは、ピストでは主張が出る言わば“顔”の様な存在なので、ここ小顔にして控えよう、と言う考えにはなり難いのではと。

もう一つはギア比。
個人的に3前後がベストで、2.8以下になってしまうと回し切ってしまう事があり、巡航重視のライドが多い俺は不向きなんです。そしてそのギア比で日頃30〜50kmを普通に乗っているので、重いと言う感覚は皆無です。クライミングしないから尚更なのでしょうけど。

以前乗っていたleader735に付けていたのも、スギノ禅の51tでした。

こちらは51t

見た目って大切で、多分カッコつけて乗ってると言う大前提が出る車両だと思うんですよ。ピストって。だから見た目のバランス、主張具合、カスタム性のドレスアップ度合いなどを考慮しても、49以下ってなかなか出来ないんですよね。そもそも、競技用に展開されているチェーンリング位しか豊富なラインナップがなく、結局49や51あたりになってしまうって言うのも事実なんですけど…

カスタムをすると言う概念の中には「乗りやすくする」と言うビジョンもあるはずなので、小さくして、ギア比を軽くして軽快に乗れる様にすると言う目標も出てくるはずなのですが、それが何故か、見た目や主張具合の懸念から「甘え」として、いつしか出来てしまっていた呪縛だと、最近感じました。
決してチェーンリングを小さくする事は悪い事ではないのです。分かっているのですwでもやはり、大きいって迫力もそうだし、乗り手が只者ではないと言う主張にも繋がってくるんですよね…

やはり呪縛ですね。歳もう少し取ったら47とか良いのかなとか思ってたんですけど、やはり幾つになっても呪縛に苛まれそうw

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