自分の服じゃなくても
今日は休みだったので、池袋のルミネと東武デパートをうろうろして、ミセス(シニア?)勢の売り場から若いコたちの売り場まで隈なく?見学してきた。東武はお客さんの年齢層が高いせいか落ち着いた洋服屋さんが多いのだけれど、逆を言えば冒険がないというか、見て歩いていても全然わくわくしない。対してルミネは、置いてあるものが「トレンドそのもの」という感じで店内も活気がある。全体的な商品の質はデパートの方が優れているのかもしれないけど、集客能力はどうもルミネに負けているように見える。東武は催事(パン祭りとか北海道物産展とか)とデパ地下の食品の売上で保っているようなところだから、洋服の売上なんかはそれほど期待されていないのかもしれない。こういうお店ごとの「活気」とか「景気」みたいなものってどうやって形成されていくのでしょうね。たぶんプロの方々があれこれ考えてるのでしょうけど、それでもダメなときはダメなのでしょうね。
わたしももう45(アラフィフ)なので、池袋ルミネで買い物できるのは地下一階のベイクルーズ系のお店ぐらいになってしまった。その上の階に行くとだんだんおばさんはお呼びじゃない感じになっていく。でもまあ見て歩くのは楽しいので、ローリーズファームみたいな、10〜20代の子が行くようなお店にも入ったりする。今日は若い店員さんが明るい調子でわたしにスカートを勧めてくれた。裾まで大きくジッパーがついているデザインで、がんばれば穿けなくもないけど、デザイナーさんは明らかに40代女性が着ることを想定していないだろう、と思われるものだった。お姉さんもお客さんがいたら声掛けをする決まりになっているのだろう。こちらは冷やかすだけでいつもそーっと店を出てしまうんだけど、こんなふうに店内の雰囲気や、若い女の子たちがわぁきゃあしている様子を観察するのは楽しい。こういうわくわく感は、東武デパートでは体験できない。
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見てるだけのつもりが、帰りがけに寄ったベイクルーズのお店(Plage)で素敵なロングスカートを見つけてしまい、試着をすると極上の履き心地で、「やっぱりさっき試着したユニクロとは違うな…」と感動してしまい、感動ついでに購入してしまった。ユニクロは使えるお店だけど、何もかもユニクロでいい、とはならない。「ユニクロでいい」という境地に入ったら、わたしも貯金ができるようになるのかもしれない。