【疎開日記2021】#1 娘の決断
2021年5月31日
第4波の影響で5月10日から休校措置が取られているホーチミン。休校にも慣れ、ダナンやハノイで日に日に増えていく感染者の報道に対しても去年ほどの混乱はなく、淡々と過ぎていく毎日。
…が、宗教団体でのクラスターによりホーチミンにも一気に感染者が増えたため、2021年5月31日、ホーチミンに再び首相指示15号が。感染が増えている一部地域(ゴーバップと12区)はもう一段階上の16号、ロックダウン。
15号で不要不急のサービス以外は店を閉め、レストランは持ち帰りのみとなり、16号が出されるとタクシーやgrabなどの配車サービスが使えなくなり、ホーチミンからの移動ができなくなる。ホーチミンからブンタウへ通勤している夫は移動制限で通えなくなる可能性が出る。
去年の3月31日、翌日に16号が出されるというので、慌てて荷物をまとめ夜逃げのようにホーチミンを後にしたのは、もうずいぶん前のことのよう。
臭いトイレ、Gとヤモリの楽園だったローカルマンション、今でこそネタになっているけれど、当時は自分でもびっくりするほど辛かった…
あれ以来、娘は「ブンタウは旅行でも、もう絶対行きたくない」と。
そんな中、案の定、会社から再び16号がホーチミン全体に出たらブンタウへ来いとの命令が。
そうなるであろうと予測していたので、夫と相談し、今回は夫だけにブンタウへ行ってもらおうと決めていた。娘はオンライン授業があるし、週一で宿題の配布や回収があるため、わたしと娘はサイゴンに残るという選択。
夫が会社にその旨を伝え、許可をもらい、娘にそのことを話したところ…
なんと、娘号泣。
お父さん、独りぼっちは可哀想だよう。
絶対行きたくなかったけど、ブンタウ行く!一緒に行く!
離れるのは嫌だ!
まさかの展開。あんなに嫌がっていたのに。
というわけで、今年も家族3人で仲良くブンタウ疎開することとなった2021。
我が家のブンタウ疎開日記2021バージョンが始まります。
今回は泣かない、、、はず。
今回楽しく過ごせば、娘のブンタウ嫌いも治るかもしれない!ここは母の頑張りどころ!楽しめるところは楽しんで、行ってきます!
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