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挑戦
1 仁・知・礼
人主が、仁心を内界で成せば、知はそれに役立つ働きとなり、礼はそれを確りと体現するものとなる。
〖荀子〗(大略 27:8)
私達は、感情・知識・言動、この三つのあり方について、考えなす必要があるのではないだろうか?
というのも、今、「挑戦」ということに、日本はより取り組んでいくことが必要不可欠である。
しかし、それには、目的が無ければ感情に左右されてしまい、学問が無ければ知識は浅薄なままであり、内容が無ければ言動は形式的なものでしかなくなる。
目的を「仁」(思い遣り)としては、学問を「知」(無知の知)として、言動を「礼」(名実一体)とするのが、一つの提案として挙げられる。
2 紹介文献
「外なる世界と内なる世界、外なる法則性と内なる道徳性との間に横たわる深淵は、ただ自由な魂だけがこれに橋をかけることができる」(本書「あとがき」より)。刊行後100年以上経つ現在も、まばゆい光芒を放ち続ける、シュタイナー全業績の礎をなしている認識論哲学。社会の中で否応なしに生きざるを得ない個としての人間は、個人の究極の自由をどこに見出すことができるのか。また、思考の働きは人類に何をもたらすのか。シュタイナー四大主著の一冊。
ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。