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[ベトナム300日目]ベトナム生活300日をふりかえる3つのこと
こんにちは。
今回はベトナム300日目ということで、10ヶ月間をふりかえってみます。
主なところで言えば、文化や物価などの基礎的要素、国民性や働き方の印象、ハノイの食環境や旅行などなどをまとめてみます。
①文化と物価(基礎生活要素)
日本の生活を想像してもらえると、高層マンションにお住まいでなければ、木造アパートや木造の住宅だと思います。
道はコンクリート舗装されており、2車線に車が1台ずつ並んで走っているのが当然です。
建物の幅は土地の形や広さに応じて立てられていて、柵や門はそこまで堅牢な感じではありません。
公共交通機関が発達しており、都市圏では電車が基本で、駅前は必ずと言っていいほど、お店やバス停、タクシー乗り場などが併設され、自転車や車の駐車場が整備されています。
横断歩道で待っていると車は止まってくれ、信号から道路を渡ることはできます。
日本は30年間が失われたと言われていて、物価や経済成長が「ほぼない」です。
マクドナルドのハンバーガーは100円で、チーズバーガーは120円です。
吉野家の牛丼は320円です。
スシローは1皿100円です。
ベトナムの家はレンガの積み重ね
ベトナムの住宅は、レンガを積み重ねて10階くらいまで作ります。
そこに窓を付け、階段とドアがあり、1つの建物となっています。
国全体の治安は悪くはないですが、警察に頼れない前提があるからか、自己防衛が前提となっています。
首都ハノイでも、建物には牢屋のような鉄格子や南京錠を内側からしています。
門は基本的に3mくらいの高さで、門の上には返しが付いているのが当然です。
地方になると、コンクリートにビンの破片を門上部に差し込んでいて、素手で上ることを防止するという対策もあります。
1階部分の防犯は基本的にシャッターや鉄の門というのが当然です。
また、建物がレンガ造りで良いのは、大きな地震が来ないからです。
台風は洪水にはなりますが、レンガの家は流されません。
むしろ、トタン屋根の平屋の方が危険であることから、レンガ造りになっています。
フランス文化もあるかもしれませんので、歴史への知識が深まったらまた考察します。
徒歩用の道は一定度しか整備されていない
ハノイやホーチミンに限らず、人は基本歩きません。
バイクや自転車を基本とし、車も走っています。
ほぼバイクです。
そのため、歩道はその目の前のお店の人が気にすることで、歩きやすくまっすぐなっていなくても良いという感覚があるようです。
歩くことを想定したレイアウトではないのか、交通量の多い道路には歩道がなくなることもあります。
夜中に短距離だからといって歩いていると、つまづいて危ないです。
細長い建物が連立する理由
ベトナムの土地に対する固定資産税は、道路に面した幅で決まっているようで、その1単位に対して住所が割り振られています。
数字+通りの名前
という形式になっていて、片側はすべて偶数で、片側はすべて奇数になっています。
このルールは分かりやすくて好きです。
5m程度の幅で、奥行きが広く、3~5階建てが普通というのがベトナムの建物です。
公共交通機関は基本的な乗り物ではない
移動手段がバイクか時点であるベトナムでは電車やバスは一般的な乗り物ではありません。
Xe ômと呼ばれるバイクタクシーがベトナムでは長らく一般的でした。
値切る一連の流れがひとつの儀式になっています。
声をかける or かけられる
↓
値段を高めに言われる
↓
ゴネてその場を立ち去る
↓
やっぱりその値段で良いと言われる
ここまでが一連の儀式でした。
それが、カーシェアリングサービスのGrabやBeの登場で状況は大きく変わりました。
それまでは、Xe ômかTaxiが基本であった移動手段がGrabやBeによってトラブルを下げ、利便性も高くなりました。
ハノイではモノレールが試運転中とのことですが、バイクや車の改善に繋がるとは思えません。
また、駐車場という概念がなく、大きいビルや商業施設の地下には駐車場が広大に用意されています。
そうでなければ、路上駐車で問題ないというのが現状のベトナムです。
ベトナムの経済成長率は約6%
ベトナムの経済成長は6~6.5%です。
2019年は前年比7%で、24ヶ月の定期預金金利は7~8%です。
物価もそのレベルで上昇しています。
20年前までは100ドン札、200ドン札、500ドン札というお札が通常の流通紙幣だったのですが、今は稀に500ドン札を見かけるくらいで、使用対象ではありません。
1000ドン、2000ドン、5000ドンが紙製の小紙幣で、1万ドン、2万ドン、5万ドン、10万ドン、20万ドン、50万ドンの順に高額紙幣になっていきます。
日本の紙幣の金額は長らく変わっていません。
1960年ごろに1円券、10円券、100円券などが無くなっていったようで、そこから60年近く紙幣のレイアウトは変わっていません。
デザインは変わっていき、一時期2000円札がありましたが、別に利便性は向上せず、緩やかになくなりました。
1970年ごろから物価が急速に上昇し、今もなお成長を続けていることが分かります。
定期預金には罠があります。
ベトナムではお金の持ち入れについては制限が少ないですが、持ち出しには制限が強いです。
定期預金の金利は、海外に持ち出せないようで、ベトナムで消費するか理由付きで出金しないといけません。
食費
地元の食材を買って行けば、食費は実は2万円もあればよゆうだったりしますが、外国人向けのお店だと日本と同じくらいの値段してしまいます。
②ベトナム人を良し悪しではなく違いで捉えること(職業的要素)
ベトナム人は勤勉でプライド高いと言われます。
ただ、どこまで行っても程度問題です。
もっと潜在的な共通点を捉えるべきです。
ロジカルでないので、もっと考察しますが、今のところの情報を提供します。
こちらの記事では、ベトナム人は未来のことが考えられないことから、一緒に働く日本人がある程度示してあげて、枠を作ってあげることで円滑に進むことを書いています。
情報整理もフリーフォーマットだと、目的から逸脱したアウトプットになりがちです。
日本語を話せる方と仕事を進めていても、使う言葉、使う表現を工夫しないと上手く通じないことは多々発生します。
①情報整理が苦手
②未来思考は不可
③言葉選びは必須
この記事でも未来思考ができないことを書いています。
この記事では、「自責感覚」について書いています。
ベトナムでは、なにかがあったときに、「次はどうすべきか」という視点がすぐに来ません。
国民性です。
日本はそもそものところ、「改善(KAIZEN)」が好きで得意過ぎるのです。
そして、これは他国にはないからこそ、KAIZENはKAIZENなのだと考えています。
この記事では、報連相をメインに書いています。
ベトナム人の国民性は、日本の国会答弁システムは向いていません。
あるひとがひと通り話す
↓
質問者がひと通り質問する
↓
発表者がひとつずつ回答する
これが不向きです。
日本では「五月雨ですみません」となります。
ベトナムでは「ひとつずつ」が基本です。
全体像が全然出てきません。
これはそもそもの考え方で、長期スケジュールを1日単位でも立てません。
その方が進めやすいと考える人が多いかもしれませんが、キャリアップのためにできるように教育や管理をすることでスケジュールの仕方を変えることができる人も当然多くいます。
また、この記事では、日本の評価方法も不向きであると書いています。
日本の会社の評価は、スーパー裁量性です。
印象評価も可能で、売上額が高ければ高評価とか、そういうことが余裕でできます。
ただ、ベトナム人は食い下がります。
評価基準を細かく設け、日々日々修正や検討を行う中で、何ができると評価できるのかをYes or Noで示してあげる必要があります。
社内のリテンション施策としては重要で、労働者は退職30日前に退職を会社に伝えれば、会社は止められないという法律が前提にあるからです。
昇給の基準を設け、達成しているかの有無で判断するしかありません。
日本のような会社に所属する働き方は、受け入れられません。
この記事は、外国人に限った話ではなく、自国民同士でも同じ話を書いています。
Yes or No QuestionとOpen Questionを明示した質問方法を選ばなければいけないことを書いています。
ベトナム語では、声調があることが理由で、疑問文は使うフレーズ・単語によって決まります。
つまり、語尾が上がっているから当然疑問文ということではないため、意識的に表現しないと、疑問文か平叙文かが伝わらない。
ということを書いています。
この記事では距離感について書いています。
道路はどんどんあおってスキマから抜けて先に行こうとします。
2車線道路の車線は意味をなさず、行けるスペースがあれば入っていきます。
これは乗り物に乗っていなくても距離感はかなり近いです。
大勢で集まって話したり、お茶したり、お酒飲んだりします。
特になにもなくても集まっています。
であるにも関わらず、仕事はかなりの分業です。
受付とオーダー取る人とキッチンの担当者が違うのは当たり前です。
システム開発では、設計と開発と単体テストが別の担当者であることは通常の仕事の仕方です。
距離感と仕事の仕方に違和感があり、1人の職責が他者の職責を横断的に持っていないことが分かります。
この記事ではリーダーへの指示についての記事です。
①リーダーがメンバーのアウトプットを確認しない。
②問題点が上がってこず、完了見込みの連絡もない。
③チャットのみで済まそうとし、議事録を残さない。
という特徴があります。
整理整頓ができないことや、未来志向がないことが付随しています。
もっと研究して、一般化したいです。
③食生活(生活要素)
日本に比べて美味しく安く生レバーが食べられます。
日本人がやっているお店でお腹を壊したことはありません。
美味しくて週に1回行っていました。
そんな子ざくらを紹介した記事です。
まるぎんは日本食のお店です。
ディナータイムでも行ったことは多くあります。
お気に入りはランチタイムです。
特にクリームカレーうどんが好きです。
オシャレなイタリアンを探している方で知る人ぞ知るお店的なところに行きたい方へオススメです。
立地が分かりづらいので、下見を推奨します。
内装や料理はオシャレなので、利用タイミングを選ぶととても良いです。
現地のお店ですが、美味しい焼き鳥屋さんです。
これは一度行ってみて欲しいです。
ちなみにパンの注文もオススメします。
という記事です。
外国人向けのカフェです。
少々効果ですが、ベーグルやスープがおいしいです。
という記事です。
最後に
できるかどうかは置いておいて、方針を決めていきます。
・最優先:継続
・目標①:コンテンツとして品質を上げていく
・目標②:動画の導入
理解しておくべきことはこちらです。
・感情は娯楽
→生きるのには必要ないのに存在しているから
・自分というゴミを捨てる
→過去を基準に考えない
→noteもよりよいメディアを構築できるなら急に辞める
・恐怖というゴミを捨てる
→「失敗」はありえない
→フィードバックでしかない
より良くします。楽しみます。
ありがとうございました。