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[ベトナム1122日目] HỦ TIẾUって知ってる? HỦ TIẾU THÁI LAN 行ってみた
最近、街で見かけるようになった「HỦ TIẾU THÁI LAN」があります。旧市街の方に食べに行ってみたことがあるんですが、そこは臭くてあまりいい印象はありません。ただ、人気店でデリバリーも含めて大盛況でした。
今回は、「タイのHu tieu」を謳うお店がハノイでも良く見かけるので、行ってみました。
Hủ tiếu ってそもそもなに?
ベトナム南部で特に有名な料理のひとつが「Hủ Tiếu」(フーティウ)です。この料理は、そのシンプルさと変化に富むアレンジが可能な点で知られ、広く愛されています。
基本的な「Hủ Tiếu」
「Hủ Tiếu」は、米粉で作られたフラットな麺を主体とする麺料理で、通常、鶏ガラまたは豚骨で煮出した清湯で提供されます。スープは比較的透明で、優しい味わいが特徴です。トッピングとしては、エビ、ひき肉、心臓やレバーなどの内臓、魚のつみれ、そして時には煮卵やチャーシューが加えられることもあります。新鮮なハーブやもやし、ライム、辛い唐辛子を添えて食べるのが一般的です。
地域ごとのバリエーション
「Hủ Tiếu」にはさまざまな地域バリエーションがありますが、特に有名なのは「Hủ Tiếu Nam Vang」(フーティウナムバン)です。これはプノンペン出身の中国系ベトナム人コミュニティに由来し、より多国籍な味わいを持っています。他にも、「Hủ Tiếu Mỹ Tho」はベトナム南部ティエンザン省のミト市が発祥の地で、豊かな海の幸をふんだんに使用したバージョンです。
食べ方
「Hủ Tiếu」は、朝食、昼食、夕食を問わずにいつでも食べられますが、朝食や夜遅くの軽食として食べるのが一般的です。屋台やレストラン、路地の小さな食堂で一年中提供されています。
ホーチミン市の中心街では本当に「Hủ Tiếu」を見かけないというのがベトナムの謎です。
HỦ TIẾU THÁI LANのHủ tiếu
今回はトムヤムフーティユが無かったので、牛肉のフーティユにしました。スープは結構甘め。テーブルに置いてある唐辛子をもりもりいれて、やっといい感じでした。麺は歯ごたえがあり、一般的なベトナム料理の麺とはちょっと違って美味しいです。
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HỦ TIẾU THÁI LANの調味料
調味料が3種類テーブルに置かれています。茶色はスプーン1杯で辛みがあるよ。ってことですね。緑色はスプーン2杯でお酢で漬けた唐辛子の味で、赤が純粋な唐辛子ってことです。
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HỦ TIẾU THÁI LANのメニュー
トムヤムを頼もうと思ったらないって言われたので、トムヤムを食べるところまでは諦めきれないと思った私でした。価格は全体的に50K~60Kってところですね。
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さいごに
Hủ tiếu の美味しいお店がハノイにないかなーと思っていたところに、ベトナムで人気のタイ料理の名前を冠して展開するお店ができたのは驚きです。新商品が少なく、塩入り飲料が流行してしまう国では一過性でもある程度の期間はお客さんが入りそうです。
ではまた。ありがとうございました。