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ホーチミンメトロの開業遅延6/6|円借款と国際関与の課題

ベトナムの都市鉄道計画は、ハノイやホーチミン市で大幅な遅れが続いています。円借款によるプロジェクトの停滞や国際的な関与の難しさが影響しています。

動画

https://youtu.be/Co9zUE8pbow

ベトナムの都市鉄道計画

ベトナムには、ハノイとホーチミン市を中心に十数路線の都市鉄道計画があります。ハノイの3号線は2009年にフランスのODAで着工されましたが、開業は当初の2015年から大幅に遅れています。地上区間のインフラは完成していますが、第三者認証の遅延や13度目の開業延期が発生し、進展が見られません。地下区間も工事中で、開業の見通しは立っていません。

円借款による鉄道計画の行き詰まり

ハノイの1号線と2号線は日本の円借款による計画ですが、ベトナム側の計画見直し要求などがあり、プロジェクトは停滞しています。このため、一部のプロジェクトは入札が停止し、進行に大きな障害が生じています。

日本の鉄道システムの評価と展望

かつては有望な輸出先とされたベトナムですが、南北高速鉄道などの案件において、日本側はリスクが高いと考え、積極的に関与しない方針です。中国も同様の姿勢を取っており、日本の安易な関与に対する懸念があります。

まとめ

ベトナムの都市鉄道プロジェクトは、進展の遅れや円借款の計画見直しにより困難な状況です。日本や中国の関与にも慎重な対応が求められています。


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