ベトナムの英語力、世界ランキングで63位に下落|「低習熟度」グループに転落

【世界ランキングでの順位変動】

教育機関EF Education Firstが発表した2024年の英語力調査で、ベトナムは世界116カ国・地域中63位でした。

前年の58位から5位下落し、「低習熟度」グループに分類されました。

総合スコアは800点満点中498点で、2019年に記録した52位という過去最高順位からさらに後退しています。

【国内の地域・年齢層による差異】

国内では紅河デルタ地域の英語力が最も高く、首都ハノイが524点で最高スコアを記録しています。

ホーチミン市とハイフォンも523点と僅差で続いています。年齢層別では26~30歳が最も高い英語力を示し、男女別では男性が507点、女性が489点となっています。

【アジア地域での位置づけ】

アジア地域では23カ国・地域中8位となり、前年より1つ順位を下げています。

アジアではシンガポールが609点で最高位(世界3位)を獲得し、「非常に高い習熟度」カテゴリーに分類された唯一のアジアの国となっています。

世界全体では、オランダが636点で1位、ノルウェーが610点で2位でした。

ちなみに日本は92位で中国の91位とどんぐりの背比べです。

ハノイがホーチミンを押さえて最高スコアなのはベトナム全体のスコアが下落しているのを踏まえると、ホーチミンの英語力の大暴落と考えられるかもしれません。

https://e.vnexpress.net/news/news/education/vietnam-s-english-ranking-drops-5-places-to-low-proficiency-group-4815644.html?utm_source=ASIA+GATE+VIETNAM&utm_campaign=6585f1f7e0-EMAIL_CAMPAIGN_2024_11_14_07_37&utm_medium=email&utm_term=0_-6585f1f7e0-256361045

いいなと思ったら応援しよう!