[ベトナム305日目]2021年8月10日時点のハノイ社会隔離状況と感染者状況
こんにちは。
ハノイの隔離状況と、感染者状況をメモしていきます。
社会隔離は延長して2021年8月23日(月)6:00まで
社会隔離(ロックダウン、首相指示16号)は、2021年8月7日(土)まででしたが、15日間の延長になりました。
ハノイでは平均して、50~60/日の感染者が出ており、特に卸市場やスーパーマーケットでの感染者が多いため、延長を決めたとのことです。
7月24日(土) 0:00より市内全域で行われており、「不要不急」の外出は禁止されています。
・食料品、医療品、日用品の購入
・社会インフラ、公共機関、医療、飲食品や日用品の販売者の通勤
・病気や葬儀などの急を要する場合に緩和
というのが基本ルールです。
ハノイが職場でない方は出勤を継続しているという話を聞いたことがあります。
出勤する場合でも各企業は50%の出勤率、2m以上の間隔を空けて座席を用意することが決まっています。
5Kという感染対策も必須となっています。
参照:在ベトナム日本国大使館「たびレジ」
参照:[Poste]ハノイ、首相指示16号の社会隔離を15日間延長 8月23日まで
8月9日(月)の感染者は9,323人、死者3,722人、ハノイの感染者は1名
第4波が拡がり、感染者は増加しています。
ホーチミン市:1,642人
ビンズオン省(東南部地方):1,162人
ドンナイ省(東南部地方):355人
ハノイ市:1人
ハノイは社会隔離や市内に入る車の検問などを継続していますが、感染者は多くありませんでした。
参照:[Poste]新型コロナ:9日の市中感染9323人、第4波の死者3722人に(9日午後発表)
Bluezone(保健省のアプリ)ではハノイ市では 4名だったんですが…
8月8日(日)は新規感染者 4,941人でした。
日にちの基準点は前日 6:30~翌日 6:00(なぞの30分の計測時間なのか空白)です。
ホーチミン市:1,896人
ビンズオン省:1,477人
ロンアン省:724人
ダナン市:62人
ハノイ市:0人
ハノイ市内移動の「通行証」の管理強化
8月7日(土)にハノイ市では緊急文書(2562/UBND-KT)を発出しました。
社会隔離期間中の市内移動に必要となる「通行証」について、適切な発給と運用を呼びかけ、管理を強化することを発表しました。
市内移動時には、所属/勤務先の発行する「通行証」と身分証明書に加えて、勤務先の発行する業務分担/勤務スケジュールの分かる書類の携行が求められています。
身分証や会社での業務のみでなく、業務スケジュールも必要という点で注意が必要です。
参照:在ベトナム日本国大使館「たびレジ」
参照:[Poste]ハノイ:外出制限を強化、通行許可証に業務分担書類なども提示
どこでも怒る激高の高齢者
日本でも世界でもベトナムでも発生する老害に関する事件です。
警察から注意された79歳の高齢の男性が、警察官を殴り、周囲の方々が映像を撮影していたことでSNSで拡散しました。
男性は警察へ連行され、公務執行妨害で起訴されるかがこれから決定されるとのこと。
さいごに
ハノイでの感染が爆発しているわけではないですが、50~60人が発生しています。
ここ数日では40人くらいが最大で、それ以外は数名ということが発表されています。
日本にいるより良いと感じていることは、感染者(F0)が出ると、F1の人の住居にも策が付いたりします。
周囲の制限が増えるため、収束が早期になりますし、外から見ても危なそうな雰囲気になることがよいことです。
つくづく思うというか、純粋に運が良いと感じることは、ベトナムでは小規模の小売店や自転車で物を売る人、ほぼ露店見たいな飲食店、大量のカフェなどが閉まることのインパクトが大きいです。
それに対して、IT開発はほとんどの案件でテレワークができる状況で、サーバーについてもAWSや365などオンプレでない状況が当然になっています。
また、アプリ開発ではGitLabでもソース共有が当たり前で、オンラインが可能な状況で、仕事は止まっていません。
それを純粋に幸運だと考えつつも、「既存案件の価値向上」「新規面での価値向上」「自身の市場価値の向上」に努めます。
ではまた。ありがとうございました。