[2024/07/23]ベトナムの2024年上半期｜GDP成長率6.42%を記録

2024年7月23日 20:00

ベトナム1,384日目です。ベトナムのGDP成長率が6.42%というニュースをお届けします。最近の銀行金利が6.5%くらいだなーと思っていたのでそれくらいかなと思っていました。

①2024年上半期のベトナムの国内総生産（GDP）は6.42%の成長を記録
②2024年第2四半期の消費者物価指数は4.08%上昇
③食品や住宅などの価格上昇が要因

動画（約2分）

ベトナムの総統計局によると、2024年上半期の国内総生産（GDP）は前年同期の3.72%から大幅に上昇し、6.42%の成長を記録しました。

2024年第2四半期のGDP成長率は前年同期比で6.93%を記録し、過去10年間で2022年の7.99%に次ぐ高い成長率です。

ベトナム経済の回復基調が示されています。

2024年上半期におけるベトナムの経済構造は、農林水産業が11.5%、工業および建設業が36.44%、サービス業が43.3%、製品にかかる税金（補助金を控除後）が8.6%を占めています。

2024年第2四半期の消費者物価指数（CPI）は前年同期比で4.39%上昇し、上半期全体では4.08%の上昇となりました。

このCPIの上昇は、食品および食品サービスの価格が4%上昇したこと、住宅、電気、水、燃料、建設材料の価格が5.51%上昇したこと、教育費が一部地域での授業料の引き上げにより8.58%上昇したこと、医療サービスが保健省の通達に基づく調整により7%上昇したことに起因しています。

総統計局のグエン・ティ・フオン局長は、ハノイで開催された記者会見で「ベトナム経済は世界的な不確実性とリスクの中で力強い回復を見せている」と述べました。

今後も持続的な成長を目指し、経済構造の多様化とインフラ整備が重要な課題となるでしょう。