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思い込みと無知って本当にこわいのよ

昔。まだ普通にテレビを見ていた頃。

” 野菜を食べよう ” なんてCMが、しょっちゅう流れていたの。
今でもかもしれないけど。
(もうテレビ見ないから知らないわ)

雑誌にだって、野菜、野菜…。
ベジタブルですよ。

そんなテレビや雑誌を見ては、
” そうか、やっぱり野菜は食べなきゃいけないのね ” と。
ある意味、洗脳ね。洗脳されていって。

当時、食材の質やら添加物やらなどはまったく意識はしておらず。
でも、いっちょ前に体のことには気にかけていました(^。^)

だから、野菜、野菜、ベジタブル!と、昔から自炊派だったので、買い物に行けば、野菜をごっそりと手当たり次第に買い込んでました。

何がなくてもまず野菜。
サラダバー並みに毎食てんこ盛りのベジタブル。
結構これでお腹は満タンになる。他のものが食べられない。

” でも、野菜を食べなきゃいけないのよね ” と、ひたすら野菜を食べていた。

そんな野菜生活を何年も何年も続けて、50代に入った頃。

だんだんと疲れやすさを感じるように。
何でも気力とは言います。

その気力で、何でも頑張っていたのだけど、休みになると、体が布団に張り付いて起き上がれないことがしばしば。そして、休みの日はウソのようにひたすら眠り続ける。

そのうちに体のあちこちに、身に覚えのない切り傷のようなものや、蕁麻疹のようなものが出始めたのです。

2軒ほど皮膚科に行ったものの、お決まりの原因はわからずで、抗生物質。
薬を使ったので、一応その時は治まります。

またしばらくすると、薬も切れるのか同じことが起きる。

どうせ同じかと思いつつ、違う医者へ。
私の体の傷や蕁麻疹を見ると、即座に血液検査をされたのです。

出てきた結果。
重度のたんぱく質不足に、ビタミン・鉄不足。

一瞬で、サーッと過去の食べたものを振り返る。

ど、どこにもたんぱく質がない。ビタミンも鉄もない( ;∀;)

そりゃそうだ。野菜しか食べてこなかったんだもの。
正確には、もちろんお肉だってお魚だって食べてはいたんです。

ただね、体に必要な量ではなかったのね。

布団に体が張り付いて、起き上がれない状態は、すでに体がガス欠を起こしていたということ。

たんぱく質というのは、新しいたんぱく質を入れていかなければ、体はそれまでの古いたんぱく質を使い回します。カスですよ、カス。

古いカスのたんぱく質を体が仕方なく使うのです。だって、足りないのだから仕方ない。

古いカスのたんぱく質で、ある程度のところまでは体も頑張る。でも、そのカスすらも使い切った状態になると、体が信号として発するのね。
切り傷のようなものや、蕁麻疹のようなもの。

これね。たまたま行った医者が良かった。一般的に皮膚科で、なかなか血液検査はやってくれない。内科でやったとしても、この種類の血液検査はやらないでしょう。

栄養素の血液検査です。

そこから、私の分子栄養療法の勉強が始まりました。

私のように明らかな栄養素不足で、体に症状まで現れた時。
一番早く改善できるのは、ビタミン療法。サプリメント。

大事なのが、栄養不足ではなくて、栄養素不足というところ。

私のサロンに来る方でもいました。栄養素不足の人。

若いのに体が異常なほど硬い。ガリガリに瘦せていて、いつも顔色が悪く、いつも疲れている。

本人は言い張るのです。
「私は自炊をしているから、ちゃんと食べてます」

そうなんですよ。それね。私も長年自炊生活をしていました。
ちゃんと食べているつもりでした

” 食べている ” というのと、体に必要な栄養素が足りているかは別物。

よく言われますね。「バランスの良い食事を」

バランスはもちろん大事なのですが、人によって何が足りていて、何が足りていないかは違うんです。足りているものを一生懸命食べて、足りないものに手が回らず。

そして、バランス良くと言っても、食べられる量だってありますね。体が必要とする量を食事だけで摂ろうとしたら、太っちゃいます。食べきれません。

もう一つ。自炊をする人は、頑なにサプリメントを否定する傾向にあります。
(何を隠そう、私もそうでした)

これ、だからといって私は何もサプリメント推奨派ではありません。推奨ではないけれど、必要な時があるんだよということ。必要以上に摂る必要はありません。

そこに気がつくかどうか。

” 私は間違っていない ” という思い込み。私のように、テレビや雑誌で野菜、野菜というから、自分で考えもせず、調べもせず、それが必要なんだという無知さ。

長年の思い込みと無知は、積み重なるのです。私が実証済み(*^^*)

たんぱく質は基本の基本とでも言うほど大切。

ただ、年齢にもよります。
私のように今60代を目前にしている者にとって、大量のたんぱく質を摂る必要はないでしょう。鉄も同じです。鉄もすっごく大事だけれど、これも年齢によります。

簡単にたんぱく質を補えるからといって、プロテインをむやみに薦めるのもどうかと。プロテインは、腸に負担になります。合わない人も多いです。

合わないのに、たんぱく質補給だ~と摂って、腸を乱していたら元も子もないですから。

何が必要かを知れば、そして若ければ尚更、食事を見直せば良いのです。

思い込みを捨てて、若いうちから食事を改善すれば、サプリメントに頼らなくても大丈夫。(何か心身の疾患がある場合は別ですよ)

たんぱく質補給で、お腹に優しいもの。一日の必要量をこれだけで摂ることはできないけれど、ペプチドだから吸収がよく胃腸に負担をかけません。小腹が空いたとき、食事のスープとして。

\ お湯に溶かすだけのペプチドスープ /

好みで自然塩を加えると更にグッド。
とっても美味しい✨
自然のもので栄養素を補えますよ。

\ 料理にも使えるレシピはこちら /(^。^)


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