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" それ ” が悪いんじゃないです(^^)

以前の記事に、私の夫の冷えや寒がりについて書きました。

シェディングが蔓延している環境下。
何でもかんでもシェディングのせいにして…という内容。

自分の体の処理能力・許容範囲のこと。

これと同じことが他にもあります。

食べるもの。食材。

少し前の記事で、ナカムラクリニックの中村先生の記事に触れたことがあります。小麦の製造をしている人のお話し。

あれを単に読むと。
” うぇ~、もう絶対小麦食べたくな~い ” と、なります。( *`ω´)

でも実際に、小麦を避ける一番の理由としては、グルテンなのではないでしょうか。
リーキーガットの原因にもなり得るわけで。

私自身、あの記事を読んで、” 小麦、恐ろしわぁ ” と思いましたよ。

でもね。
小麦もそうですが、〇〇が体に悪いとか言われているもの。

それらって、その食材自体が悪いんじゃないです。

中村先生の記事にあるように、製造工程が一番の問題なのです。
そして、同時に、自分の体の処理能力・許容範囲です。

多くの人が、本当は大好きなくせに嫌う(?)小麦にしても乳製品にしても…
本来は、どれも腸内細菌叢に役立つもの。

あの記事にもあるように、農薬や殺虫剤などがふんだんに使われているものを、好きなだけ食べていれば、病気にならない方が、そりゃあ、おかしいのです。

決して、小麦が悪いとは言ってないです。
「あんなに、農薬や殺虫剤を使ったものを…」と、言っているのです。


どうして、そんな病気になるようなものを作るのか。

それは。
多くの人が求めているからです。

「いや、そんなもん、求めてないよ!」と、罵声が飛んできそうです。

そうでしょうか。

まず。
安いものを買う。
これです。

そりゃあ、もちろん、安いに越したことはない。
何でも値上げの世の中。家計を圧迫しています。少しでも、安いものを狙って、家計を抑えなければ。

みんなが安いという値段だけで買うから、作る側はそれに応えるのです。

「そうか、そうか! みんな安いと喜ぶんだな。じゃ、もっと安いものを作れば、みんなを喜ばすことができるんだ!」← 作る側の声。

さて。
生産性を上げて売るためには、バンバン出来上がるものにしなければならない。
小麦に限らず、野菜だって、農薬や化学肥料を使えば、早くたくさんできる。季節を問わずに、一年中スーパーに並べることができる。

安いものには、わけがあります。
土から育てて、手間暇かけて品質を重視していたら、多くの人の期待に添えない。
多くの人は、安さで選ぶのだから。

買い物は投票。

こんな言葉があるほどです。

安いものに投票しているわけですよ。

小麦や乳製品などが、毒とされている傾向があります。

毒になるのは、毒を入れ込んで作られているから。そして、自分の体の処理能力に合ってないからです。
処理能力を超えて、食べているから。

たしかに、中村先生の記事にあるように、
あんな製造工程のものを、好きなだけ食べていれば、誰だって影響はあるでしょう。

よく言われるのが、何でもバランス良く。

” こればっかり ” を食べ続けるから悪いのです。

ヨーグルトは腸にいいと、ワイドナショーかなんかが言えば、毎日来る日も来る日もヨーグルトを食べる。そのうち、「 なんだか、おかしいぞ 」となったら、「 乳製品は毒じゃないか 」と、乳製品を悪者にする。

小麦や砂糖も然り。
「 あぁぁ、花粉症になっちゃた~。小麦が悪いんだぁ。砂糖もやめなきゃ~ 」と。

私のおじいちゃんは、よく言ってました。
「 昔はな、じいちゃんなんか、杉の木を背中にしょって、山を何往復もしていたよ。それでも、花粉症なんていう言葉はなかったなぁ」

私が幼少の頃。
小麦をこねて作る、すいとんなんていうものもよく食べさせられていました。私は好きではなかったですが。
これを言うと、どれだけうちが貧しかったかを、暴露しているようなものですが(*^^*)

私に花粉症はありません。

お好み焼きもパスタもパンも大好き。
あっちにもこっちにも、小麦材料の美味しいものが溢れています。
小麦を避けるという方が、むずかしいほどに。

今では、お好み焼きはまったく食べなくなりましたが、パスタやパンは、今でも、たま~に食べます。楽しんで。(^∇^)

ここなのです。
大好きなんですよ、小麦製品。
大好きなんですけど、しょっちゅうは食べない。
パスタなんて、ひと月に一度くらいです。

パンだって、週に一度食べるかどうかです。

そして何より、小麦の質も選びます。


4毒という言葉がありますね。

多くの人が実践をして、実際に、4毒抜きをしたら、○○が治ったとか、体調が良くなったいう声はあります。

これは、それらを避けたことで、自分の体の処理能力と許容範囲に、体が戻ったということ。
だから、毒を抜くことは大いに結構です。

農薬や殺虫剤、化学肥料などが、ふんだんに使われているのもを避ければ、体の中に毒が入ってこなくなり、体が、ふぅ~と、ほっとするのです。

決して、その食材が悪いのではありません。

食材の選び方も重要です。

こんなにも、花粉症が増えたり、皮膚疾患などが増えたのも、農薬や殺虫剤、化学肥料や、重金属、化学物質が多すぎるからです。
そのようなものが使われている食材を手にして、頻繫に口に入れるから。
それらに、体がまみれてしまっている。

私には、花粉症も皮膚疾患もありません。
だからといって、小麦製品を好きなだけ食べてはいません。
乳製品も、ほどほどにです。砂糖は、黒糖などの質の良いものを選んでいます。もちろん、小麦もです。

牛乳も賛否両論あります。
賛否のどちらかを鵜吞みにするのではなく、自分の体と相談すればいい。

たとえ良いと言われても、少しでも飲めば、お腹がゴロゴロ…
だったら無理に飲まなければいいのです。
飲んでなんともなく好きであるなら、” こればっかり ” にならず、適度に飲めばいい。

その食材が悪いのではなく、選び方と、自分の体の処理能力を知ることが
大事なのです。


お酒だって同じです。

酒は百薬の長という言葉があります。
程度を守れば、薬にもなる。

けれど、質の低い化学焼酎などを選んで、
自分の体の処理能力を越えて、ガバガバ飲んでいれば、百薬の長が一転。病気になります。

いかに自分の体の処理能力・許容範囲を知るかです。そして、質。

たとえば。
私は先天的に弱い肝臓を持っています。
ワインの味が大好きで、飲みたい。
けれど、自分の体が処理できないのを知っているから、一切飲みません。

お酒というものが悪いのではありません。


もっと言ってしまうと。

あれがダメ、これがダメという、何でも食べられない体自体が問題なのです。

ただ、そうなっているあなたの体が、単に悪いということではありません。

世の中に溢れてしまった有害な化学物質、重金属、膨大な量の農薬や化学肥料、添加物などなど。

それらを知らずに体に入れてきた親からの影響を受けていることもあります。

20代30代の方たちの親御さんなら、間違いなく私より若いでしょう。
私より若いということは、既に日本の食が変わってしまった時代です。

朝は、お味噌汁に納豆やシャケ…といったものから、手軽にできるパンに置き換わり。
昼はコンビニ弁当やカップラーメン、これまたこってり油の乗ったラーメンやパスタ、美味しそうなパン…。

一日中小麦だらけ。
しかも、質の低いものばかり。

安いものには、わけがありますから。

休日には、自分も子どもにもマ〇ド〇ル〇などのハンバーガー。

このようにして、
幼少期の腸内環境ができる大事な時期に、
栄養も質も気にしない手軽なものが、蔓延してきた時代。

そこで育った人たちが、
あれはダメ、これもダメ…になっているのです。


小麦のかけらも食べないという人がいます。
それはそれで、その人が体調が良く、幸せならいいでしょう。否定も肯定もしません。

しかし。
何かの都合で、仕方なく小麦のものを口にしたら、とたんに具合が悪くなったとか。

一切避けているから、体に受け入れ能力がないのです。処理能力もない。

で、その時に。
やっぱり、小麦は悪いんだ…と。

小麦が悪いのではなく、体の処理能力・許容範囲が無さ過ぎなのです。

同時に大切なのは、体の排泄機能です。


食ではないですが。
ついでなので、もう一つ。(^^)

スマホやパソコンを使っていて、
首や肩が凝る。あるいは、腰が痛くなる。
これだって、スマホやパソコンが悪いのではありません。
使いながら、自分の許容範囲を越えて、長時間同じ姿勢でいるからです。


今はまだ、何でも手に入りますね。
ほんの数年後でも、それがどうなっているか誰も想像しないでしょう。

その時に。
私の幼少期の頃のように、
小麦をこねて作るすいとんしか、食べられなくなるかもしれませんよ。

いつの時でも、
からだもこころも晴れのち晴れでありますように(^。^)





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パセリ
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