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姿勢が良い?悪い?一番やってはいけないこと

自分の姿勢。気になりますよね。ウインドウに映った自分の姿を見て、ギョッとするなんてことも。すれ違いざまのきれいな姿勢の人を見ると羨ましいし。

姿勢は作るものじゃないんです。

そりゃあ、もちろん、ピーッンと背筋を伸ばして…なんてことはできますよ。
でもそれをムリにやっていれば、体の別のどこかにムリな負荷がかかります。

姿勢が良いとか悪いとかとは、よく言われます。姿勢が良いに越したことはない。もちろん。

実は姿勢が良いとか悪いとかの以前に、
と~っても大事なことがあります。

きれいな良い姿勢が自然とできるために。

体に歪みを作らない。

どういうこと?

体って簡単に歪みができちゃうんです。

腕を前や上に上げただけでも歪んでしまう。

じゃ、そんなこと言っていたら何の動作もできないじゃない!?

動作をすることがいけないのではなく、
その動作による姿勢を維持してはいけないということ。

同じ姿勢でいてはいけない。

これなんです。

心当たりあるでしょ。
スマートフォン使用で、左右どちらかに首が傾いている。たとえまっすぐでも。スマートフォンを持つ手も、いつも同じ。

パソコン作業で座っていると、無意識でお尻のどちらかに重心が乗っている。あるいは、前のめりになっている。首が前に突き出ている…。
キーボードに手を添えて、ずっとそのまま…。


この姿勢のままずっといちゃいけない

スマートフォンもパソコンも、つい集中して時間があっという間に経っている。あら、こんな時間!と、次の動作に入る時、ギシギシ、
がくがく…なんて。スムーズにいかない。

なんなら、立ち上がろうとしたら、腰が、
アイタタタ~( ;∀;)

このように同じ姿勢をずっと続けてはいけませんよ、ということ。

また、足を組んではいけないとか、床に横座りしてはいけないなどと言われることもあります。骨盤がゆがむよ~、なんてね。

足を組んでもいいのです。横座りをしてもいいの。でも、その姿勢をずっと続けてはダメなの。

足を組むなら、ちょこちょこ足を組み替える。横座りも同じ。

立っている時も同じ。
重心が左右どちらかに偏っているとか、
きれいに両足に乗っているとか…じゃなくて、なんにしても同じ姿勢のままでいてはいけないの。

どのくらい同じ姿勢でいてはいけないの?

最大限10分です。10分でも長いくらい。
10分以上なんてダメですよー(^。^)

体に歪みができるのは、血流が滞ること。
血流が悪いところは、筋肉が硬くなっていってしまう。

その状態でどんなにきれいな良い姿勢を作ろうとしても、ムリなの。どこか別の場所が頑張ってしまうから。

血流やリンパの流れとは言いますね。
血液にしてもリンパ液にしても、そして脳脊髄液という生命に関わる大事な体液と呼ばれるものの流れがスムーズであることで、歪みのない体になります。

この条件が揃っていると、姿勢は自然と良くなります。

ちょっと想像してみてください。

風船をゆるく膨らませて、そこに水をいれる。その風船を握ると、むぎゅッと水がどこかに偏ります。全体に水が行き渡らない。

同じ姿勢を続けていて歪みができた状態が、
そのむぎゅッとなった風船。

電車の中でもよく見かけます。

スマートフォンを見ながら首や体が右に傾いて、見ているとずーっとそのまま操作を続けているの。一寸も動きがない。
夢中になっているんですね。

右に傾けていた首を左に傾けるとか、組んでいる右足を左に変えるとか。
そのように動きをつけてください。

同じ姿勢をとり続けた積み重ねで、気がついたら、首の回り方が悪くなっている。
こうなった時には、良い姿勢も何もなくなります。

憧れのきれいな良い姿勢であるために、
ジーっと同じ姿勢を続けるのはやめましょうね。ちょっとした意識があれば大丈夫。

取り替えの効かないたった一つの体。
大切にしましょ(^。^)





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パセリ
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