聞こえてきた会話
電車に乗っていると、周りの人たちの会話が聞こえてきます。決して、耳をダンボにしているわけではありません。
よく聞こえてくるのが、愚痴や不満や悪口。
どれもいいものではない。
何故この手の話しがよく聞こえてくるのか。
たぶん、この手の話しになると話し手の、「ぶちまけたい!」の気持ちが、声を大きくするのかもしれません。
自然と見ず知らずの私の耳に入ってくる。好むと好まざると。
いつの時でも、この手の話しは聞いていて、いえ、聞いてません。聞こえてきて、気持ちのいいものではありません。
座っていて隣の人だと、顔を見ることはできませんが、直近で遭遇したのは、私の斜め前に立っている二人だから、顔がよく見えるのです。
顔の元々の造作のことではなく、やっぱり不満や悪口を言う人は、口角が下がっています。年齢に関係なくです。
更に、私に近い年齢だと予想される人は、口角ばかりでなく、頬も下がっています。
持って生まれた顔の造作は、どうにも変えられなくても、表情はいくらでも変えられます。作れます。
もともとの顔の造りではなくて、笑顔の可愛い人、素敵な人っていますよね。
素敵な表情を作るのは、自分が発する言葉から。
” 目は口程に物を言う ” とは言いますが、年齢を重ねるほどに表情は、その人のそれまでの歴史を語ります。
いつも不満や悪口陰口ばっかり言ってると、
自然と表情は、不満顔や悪口の顔になります。
( ̄^ ̄)
それが、その人の歴史となって、表情に現れるのです。
聞こえてきた会話の二人組。
一人は、なかなか気がおさまらないのか、心に溜まりすぎているのか、延々と、その場にはいない人のことを言っています。
もう片方の人は、ひたすら聞いている。
正確に言えば、聞かされている。
たまったもんじゃないだろなぁ。
まあ、時には、その手の話しに乗って、
一緒に悪口三昧なんてこともあるようですが。
その時間が一体どれほど続いたのかわからないけれど、たとえ15分や、ましてや30分以上なら、もっと有意義な時間にできるのではないかしら。
不満や悪口陰口言うのは、百害あって一利なしなんです。
何が百害かって。
自分の表情も心も、醜くしてしまうのです。
損ですよ。不満だらけの顔・悪口陰口。自分の心まで汚してしまうの。
不満や悪口陰口の中に、自分を埋もれさせていても、そこからは何も生み出されないです。
人のアラを探したり、あのやり方が気に入らないとか、どうして、あの人は、ああなんだろうか…というのは、自分に重ねるものがあるから。あるいは、自分がそうできないから、妬みとなってしまうから。
これらを一言でいうと、自分を受け入れられていないから。幸せじゃないから。
自分を受け入れていて、自分のあるものを知っている。幸せである。そこから自信が持てる。人の悪口陰口なんて必要ないのです。
他者のことばかりに目がいってしまう人。
その時間を今日から、せっせと自分の顔を磨いてみたらいいのです。
いえ、顔でも体でも、なんなら知識でも。
自分自身のお手入れをしていると、他者のことより、きれいになっていく自分をずっとずっと好きになれますよ。
不満や悪口陰口は、絶対に幸せを作りません。
鏡に向かって、ニッコリしてみて(^O^)
ニーッとね(^_^)
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