人に疲れたら自分の心地よさを見直してみる
悩みの9割は人間関係と言われます。
人。人。人。
山奥のひっそり仙人にでもならなければ、避けられない人。
人。人間関係に悩むことがない人って、いないんじゃないかしら。
あっちを立てれば、こっちにヒビが...なんてね。
そんなつもりじゃなかったのに、あんなこと言われた、こんな扱いされた…とか。
でもね。
こういう人での悩みって、お相手がどうのこうのじゃなくて、自分がそこに身を置くことから始まっているもの。
人は概して、他者に良く思われたい、良い扱いをされたい、好かれたい...なんて思うもの。
だから、それに当てはまらないと、何とかしようと、自分から近づいていっちゃう。
お相手がなんとか自分の思うようになるまで頑張ってしまう。雑に扱われれば扱われるほど、スリスリ寄っていく。
どうしたらやさしくしてくれるんだろう…。
お相手が、こっちを見てくれるように、
褒めてくれるようにと、自分の衣装をあれこれ変えて、自分を七変化させる。
自分の軸なんてあったもんじゃない。
お相手に合わせっぱなしだから、自己肯定感に雪崩が起きて、自信喪失。
良かれと思って言ったことは仇になり。
あっちでヒソヒソ、こっちでコソコソ。
陰口の主役になったり。
はぁ~、人間関係しんどいなぁ。
それ以上自分を見失わないために
自分の心地よさを見直してみるといいです。
心地よさって、自分らしさ。
自分らしくいられる環境。
あなたは誰といる時が心地よいですか?
誰といても、" 気遣い " というのは必要なもの。
" 気遣い " はしていても、" 気疲れ " はしない人。
一緒にいて、「この人、私といて楽しいかしら?」
このように思うお相手は、あなたにとって心地よい人ではないのです。
お相手が楽しいかどうかを考えるのではなく、あなたが楽しくいられる人。気疲れしない人。
それが、あなたにとっての心地よさ。
あなたが心地よいと思えていたら、一緒にいるお相手も心地よいのです。
そんな人を、ちょっと頭に浮かべてみて。
誰が浮かんでくるかしら。
人に疲れたら、あなたが心地よいと思える人と過ごす時間を増やしてみてください。
職場だったら、どうしても人間関係は切り離せないもの。自分を変えてでも合わせていかないといけない場面は多々あるでしょう。それはその職場にいる限りは避けられないことも。
いえ、職場を変えても人間関係は付きもの。
もちろん、場所によってはいい人間関係の所もあります。環境を変えられるなら、それも一つの手ではあります。
なかなか難しい。
だからこそ、今の職場で仕事を離れたら、できるだけあなたが心地よいと思える人との時間を過ごすと、疲れる人間関係の渦から心を離すことができます。
あなたにとって心地よい人とは?
たとえば。私が心地よいと思える人。
・夫
当たり前と言えば当たり前でしょうか。もちろん、夫婦と言っても気遣いはしますよ。
一応。と、小声で言っておきます(^.^)
お互いさまで、喜怒哀楽も出します。そこに、「嫌われたらどうしよう・愛想つかされたらどうしよう…」などなんてないのです。それが私にとっての心地よさです。
・通いつけの美容師
もう何十年のお付き合いです。私は、” お客 ” であることを盾に取り (笑)、
注文を、あ~だこ~だとつけては、出来が良かった、悪かった…など言いたい放題。
それって、相手はイヤなんじゃないの?と思いますよね。そこなんです。そんなこと気にせずいられるのが、私にとっての心地よさなのです。美容院に行ってそんなこと気にしていたら、疲れちゃいます。お相手も、イヤだったら、来ないように仕向ける(?)と思いますよ(笑)。でもね、そこにもちゃんと気遣いは持っています。そうでなかったら、何十年のお付き合いなんて成り立ちません。
・通いつけの整体師
この場合は、もちろん話すことでの心地よさもありますが、お相手の ” 手 " が合うのだと思います。それが私にとっての心地よさ。整体を受けているので体はもちろんですが、心も心地よくなれるのです。
私が心地よくいられると思う人は、この三人。たった三人? 三人も?
どう思うかはそれぞれです。私には十分です。
何人であろうと人数ではなく、極力自分が心地よくいられる人との時間を持つようにしています。そうすることで、疲れる人間関係の時間を減らせるんですね。
あなたにとって心地よい人。
もし、心地よいと感じられる人がまったくいないなら。
一人時間を楽しんでみてください。
一人時間を楽しむということは、自分らしさを大切にするということ。自分らしさとは、自分の心地よさです。
わざわざ自分を疲れる環境に置くのではなく、
心地よい人と過ごす。あるいは一人時間を過ごす。
こうしていると、自分という軸を持てて、
自分を大切にできるようになりますよ(^o^)