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フリーランスになる選択をしたその時 #あの選択をしたから

こんにちは!サッカーをはじめとした子ども向けの習い事教室の立ち上げ、運営コンサルティングを行っていますvidaplenaです。バスケットが盛り上がっていますね!僕も地上波で放送されているタイミングで全ての試合を観ています。中でもワールドカップ史上初勝利となったフィンランド戦は終始叫びながら見ていました。(笑)試合が終わった後の選手たちの声がみんな枯れているのが印象的でした!それだけ試合の中で自分の全力を出し切っているんでしょうね。ワールドカップをなぜ沖縄で?と疑問には思いませんでしたか?島の中でバスケットの国際試合を行えるアリーナってそんなにあるのか、、と思って調べてみたら他の国でも試合が行われているみたいですね。沖縄はその会場の中の1つだったみたいです。そういう事か・・・

今回は僕がフリーランス(会社員を辞めて子ども向けのサッカースクールを経営)を選択した時の事を話そうと思います。「#あの選択をしたから」という記事を書くコンテストに乗っかってみました。noteの内容をブログ内でも公開しているのそちらの見てもらえたら嬉しいです!(といってもこのnoteと全く同じ内容なんですけどね。。笑)

1.それまでの自分
2.選択の瞬間
3.選択をしてから現在まで
4.現在

1.それまでの自分
僕は大学を卒業して新卒で地元の会社に入社しました。そこで営業職として3年間働くことになります。就職先を決めるにあたって自分は何の仕事に向いていて何が好きなんだろうか、真剣に考えました。就活が始まる前の大学3年生の時です。いろんな方に話を聞きながら自分とも向き合って結局出た結論は

「自分はサッカーが好き」という事でした。笑

就活の時によく自己分析ってしますよね?自分が学生時代に取り組んだことや自身の強みや弱点について考えるアレです。いくら自己分析をしても自分の経験はサッカーを通して得られたものばかりでした。小さい頃からサッカーしかしていなかったんです。良く言えば一途、悪く言えば脳筋ですね。笑小さい頃から憧れていたプロサッカー選手になるという夢は叶えられそうにないという事は自分がよく分かっていました。となると自分に残された選択肢は2つ

  • サッカーに関わる仕事をすること

  • 仕事は仕事、サッカーは趣味として続けること

僕の選択は後者でした。就活を続ける中で会社内にサッカー部がある会社を見つけました。調べてみると営業職を募集していたのでインターシップに参加、面接、内定を経て無事に社会人デビューを果たすことになります。元々人と話す事が苦ではない性格ではあったので営業の仕事は辛いと思ったことはありません。幸いなことに社内の雰囲気も明るく居心地の良い会社でした。もし、サッカースクールを立ち上げていなくてその会社に残っていたとしてもそれなりに楽しく働けていた自信があります。

2.選択の瞬間
会社に就職して3年目、その年度の年末年始は土日と重なっていたこともあり長い期間のお休みをもらっていました。遊びに遊んで年明け一発目の出社日。他の人はまだ有給を取っていたこともあり社内はがらんとしていました。よし、お客さんも休みだし溜まっていた仕事をその日に一気に片付けよう!!と意気込んでいたのですが、次から次へと仕事が増えていき気が付けば夜の21時になっていました。
その次の日も前日に溜まった仕事を片付けるために定時より早めに出社しましたが、帰ったのは21時過ぎ。帰り道にケータイを開くとフリーランスとして働いている後輩が海外留学している姿が映っていました。
その瞬間に思ったんです。

「あれ?自分って何がしたくてこの会社に入ったんだっけ??」

振り返ってみると、残業ばかりで大好きなサッカーの練習にもほぼ行けていませんでした。(仕事自体にやりがいを感じている時も少なからずありましたが・・・)その時間に仕事においての自分の将来も考えてみたんです。自分が頑張ってなれるのは課長であり部長です。その人たちを見た時にやりがいを感じて生き生きと仕事しているようには見えなかったんです。(かなり長時間残業をしていて家に帰ってからも仕事をしているという話も聞いていました。)さらにその働きに見合った給料が貰えているのかというとそうではありません。

10年後、20年後の自分はこれでいいのか?

そう自問したときに応えはNoでした。

会社員ではない人、つまり自分の好きなことを仕事にしている人は実際どうなんだろうか、疑問に思った僕は県外の「サッカーを仕事にしている人」に会いに行くことにしました。結論から言うと「この人」と一緒にサッカースクールを立ち上げることになります。(高校のサッカー部の同級生です。)

最近どう?と聞いてみると第一声に「独立しようと思ってるんだよね」と言われてびっくりしたことを今でも覚えています。この時僕の同級生はサッカークラブで雇われてコーチとして働いていました。
ですが、

  • 給料が低いこと

  • なかなか休みが取れないこと

  • 実家の事情

など様々な理由があり、地元に戻って自分が独立してサッカースクールを開きたいと思っていることを教えてくれました。ですが、どうしても2人で経営した事を教えてくれたのと同時に独立を打診していた他の人に断られた事も聞きました。話を聞いていくと、思い付きではなく戦略的にやればサッカースクールを経営して食べていく事は十分に可能と教えてくれました。

「分かった、一緒にやろう。来週会社辞める事言ってくる。」

これが僕の決断の瞬間です。
その翌週、上司と家族に会社を辞めることを伝えて3月31日付けで退職をしました。この決断が僕の人生を大きく変えてくれた、そしてその決断が間違っていなかったと今では胸を張って言うことができます。

3.選択をしてから現在まで
会社を辞めた翌年度、4月1日からサッカースクール経営を始めました。立ち上げた当初はコロナ禍ということもありグラウンドが使えなかったり、新たな団体を受け入れてもらえなかったり、また学校でのチラシ配りを断られたりと苦難の連続でしたが、周囲のたくさんの方々のサポートもあり順調に会場と生徒数を増やすことができました。今では120人を超える生徒が毎週通ってくれるスクールになりました。3年間の会社員時代と比べると、たくさんの大きな変化がありました。

  • 給料が増えた

  • もちろん残業はゼロ

  • 働く時間は会社員時代の半分に。

  • 睡眠時間が一日当たり3時間程度伸びた

  • ポジティブな気持ちでいられる

ざっと思いつくだけでもたくさんの前向きな変化がありました。中でも時間に余裕ができたことは自分の中で大きかったです。会社人時代は家に持ち帰ってでも仕事をしていました。残業しても終わらなかったので・・それが今では、どうやってスクールを大きくしていこう、どうやって自分の収入を最大化しよう、とワクワクしながら仕事の事を考えることができています。もちろん仕事(スクール)に向かう道中も憂鬱になる事はありません。今日はどんな成長の姿が見られるかな、とワクワクしています。
また、睡眠時間が格段に伸びました。(笑)会社員時代は1日4時間睡眠が当たり前でした。それでも体調を大きく崩すことなく仕事をこなせていたからです。なので自分はショートスリーパーだと思い込んでいました。ですが、今の仕事になり睡眠をしっかりとる習慣が付くとめちゃくちゃ頭と体がスッキリしていることに気づきました。ショートスリーパーではなく自分は普通の人だったんだ、と思い知らされました。今会社員時代を振り返るとそういえば体がずっと怠かったような気がします。体の調子がいいので気持ちが前向きになったり様々なことにチャレンジしてみようという気持ちになれています。

4.現在
この記事を書いている現在はスクールを始めて3年目になります。現在はスクールを経営すると同時に他スクールの経営コンサルティングを行っています。身近な人の教室運営を聞いていると、思いはある、やる気もある、でもやり方を間違えている教室を多く見ます。運営方法を誤ってしまったがために指導者の負担が増える一方で収益化できていないという状態になっています。そうした方々にアドバイスすることによって収益化できた教室を運営し、充実した人生を送ってほしいと考えて活動をしています。また、指導経験が無くても

  • 子どもと関わりたい

  • 今の収入にプラスできる仕事を探している

  • 自分がしてきたスポーツの経験を生かしたい

という方々が教室運営を通して幸せになれるのではないか、と考えています。そうして指導者の輝いている姿をみて子ども達も成長できる、が僕の信念です。

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