【過去作】詩…「惑溺」
君が泣いているとき、僕はなんにもせずに
背中に触れることさえ躊躇っていたのに
それでも君は笑う なぜ僕だけが悩む?
まるで僕一人だけに闇があるように
どれだけ叫んでも どれだけ眠っても
君のことを忘れはしないし
寧ろその微笑みに もっと恋焦がれてた
あゝ なんて君は美しいのだろう
僕は跪いてもいいから
君は この地で
生きていて
初公開:2014年12月18日公開
詩過去作集「純愛」収録
photo by 写真AC https://www.photo-ac.com/main/detail/237103
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