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風の教会|神戸六甲ミーツ・アート

11月はじめに、神戸六甲ミーツ・アートに行ってきました。

神戸六甲ミーツ・アートは、六甲山上で2010年から毎年開催されている現代アートの芸術祭。
今年は全61組のアーティストが参加し、9会場で作品が展示されている。

今回訪れたのは風の教会エリア。
この会場に来る多くの人のお目当ては、芸術祭の会期中に展示会場として特別公開される、安藤忠雄設計の「風の教会」ではないだろうか。

わたしもその一人なのだが、はるばるここまで来たので、エリア内の作品をすべて鑑賞することにした。


旧六甲スカイヴィラ

小出ナオキ《Undead Family in the lobby》

ロビーに入ると大きな作品が出迎えてくれる。

こちらは参加型アート。

窓ガラスに霧吹きをしてフィルムを貼り付けると、ステンドグラスのような鮮やかな光が生まれる。
訪れた人が手を加えていくことで、展示作品が変化していく。


六甲山芸術センター

村上郁《電球都市:神戸六甲景》

天井から吊るされたたくさんの電球の中に、六甲山や神戸に関連する絵はがきが封じ込められている。

青野文昭《机上の庭園ーわれらの住まうところ2024》

旧オリエンタルホテル跡地

かつて六甲オリエンタルホテルがあった場所。
風の教会だけを残してホテルは取り壊され、今は更地になっている。

高田治《ヒーロー》

風の教会

この日はとても天気がよく、木漏れ日がきれいだった。

宮永愛子《辻の音》

風の教会は、大阪・茨木の「光の教会」、北海道・トマムの「水の教会」とともに、教会三部作と呼ばれている。

わたしは10年以上前に光の教会を訪れたことがあり、今年の夏は水の教会を訪れた。
だからというわけではないけれど、風の教会にも行ってみたかったのだ。

大きな窓から差し込む光が美しい。

でも、雨の日には違う表情を見せて、それもまた素敵なのだろう。

神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond
会期:2024年8月24日(土)〜11月24日(日)
公式サイト:https://rokkomeetsart.jp/

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