風の教会|神戸六甲ミーツ・アート
11月はじめに、神戸六甲ミーツ・アートに行ってきました。
神戸六甲ミーツ・アートは、六甲山上で2010年から毎年開催されている現代アートの芸術祭。
今年は全61組のアーティストが参加し、9会場で作品が展示されている。
今回訪れたのは風の教会エリア。
この会場に来る多くの人のお目当ては、芸術祭の会期中に展示会場として特別公開される、安藤忠雄設計の「風の教会」ではないだろうか。
わたしもその一人なのだが、はるばるここまで来たので、エリア内の作品をすべて鑑賞することにした。
旧六甲スカイヴィラ
ロビーに入ると大きな作品が出迎えてくれる。
こちらは参加型アート。
窓ガラスに霧吹きをしてフィルムを貼り付けると、ステンドグラスのような鮮やかな光が生まれる。
訪れた人が手を加えていくことで、展示作品が変化していく。
六甲山芸術センター
天井から吊るされたたくさんの電球の中に、六甲山や神戸に関連する絵はがきが封じ込められている。
旧オリエンタルホテル跡地
かつて六甲オリエンタルホテルがあった場所。
風の教会だけを残してホテルは取り壊され、今は更地になっている。
風の教会
この日はとても天気がよく、木漏れ日がきれいだった。
風の教会は、大阪・茨木の「光の教会」、北海道・トマムの「水の教会」とともに、教会三部作と呼ばれている。
わたしは10年以上前に光の教会を訪れたことがあり、今年の夏は水の教会を訪れた。
だからというわけではないけれど、風の教会にも行ってみたかったのだ。
大きな窓から差し込む光が美しい。
でも、雨の日には違う表情を見せて、それもまた素敵なのだろう。