ハイクラウンとシシリー・メアリー・バーカー
最近思い出して、無性に食べたくなっている森永ハイクラウンチョコレート。
タバコのような箱が特徴で、当時としては高級なチョコレートでした。
ミルクとナッツとクランチの3種類あって、知らなかったのですがナッツはカシューナッツだったそう。
私はクランチが好きで、チョコの中の小さなつぶつぶカリカリの食感を今でも思い出せます。
そしてハイクラウンといえば、シシリー・メアリー・バーカーのフラワーフェアリーのカード。
1970年代におまけとして箱の中に入っていました。
大好きで集めていて、カード専用のミニ額をもらえたのをうっすらと覚えています。
特に好きだったのは、やっぱり薔薇の妖精でした。
シシリー・メアリー・バーカー(1895-1973)はイギリスの挿絵画家で、児童文学者。
当時のカードはもう無いけれど(けっこうメルカリなどで取引されています)、ポストカードブックと画集を持っています。
この分厚いのは洋書の詩画集です。
見開きの片側に妖精の絵が、もう片側にSONG OF **と、その妖精の詩が書かれています。また、植物についての解説のページもあり。
英語なので、ほとんど文字は読んでませんが・・・。
子供の頃は妖精の絵に目がいっていましたが、15年以上植物の写真ばかり飽きもせず撮ってきた目で見ると、こんなに植物が図鑑のように描かれていたのか!とあらためて気づきました。
やはり、Wikipediaをみると植物学的な正確さを求めて花々を観察していた、とあります。
以前はさほど花に興味がなく植物にも詳しくなかった私ですが、今は
「コバンソウの妖精もいたのか!!」とわかる自分がいて、ちょっと嬉しい。
森永ハイクラウンは、最近再販していたらしいのですが、まったく気がつかなくて、いまは販売しているお店のリンクも切れてしまっているので期間限定だったのかも。
イマドキ風にピスタチオ味とか出てたらしいんですよね。
残念です。