聖クリストファー 〈キリストを担ぐ者〉に励まされる
ここ2ヵ月ほど取り組んでいる自己改革が、なんだかしんどくて
いい加減もう変わりたいんですけれども~
疲れたよ~~
と、ときどきボヤきます。
長年思い込み、刷り込みされてきたことって、
どうしてこう変えられないんでしょう。
もうちょっと助けてくれてもいいんじゃないの~
どうするの~これ~
と、半ギレしつつ、カードに問うてみました。
最初に出たのが、聖クリストファー。
「セイフ・トラベル」というカードです。
以前はこれを引くといつも、「旅行の予定なんて無いんですが!」と文句を言っていました。
最近は、「あなたの旅(人生)は安全です」というようなメッセージに受け取っています。
聖クリストファーは3世紀に殉教した聖人で
レプロブスというローマ人だったそうですが、
史実性が乏しいとも言われているようです。
教派によって言い伝えが微妙に違うようですが、
身体が大きかったので、人を担いで川を渡してあげていたと言われています。
あるとき、幼い男の子が川を渡りたいと言ってきました。
その子はとても小さかったので、お安い御用と担いで渡ろうとすると
子供は異様に重くなっていって、レプロブスはあやうく溺れそうになりました。
向こう岸に着いたとき、子供は自分がイエス・キリストであると明かしました。そして「世界中の重荷をしょっているのだから重いのは当然だ」と。
クリストファーとは「キリストを担ぐ者」の意味です。
旅人や車の運転手、水難や嵐から守ってくれる守護聖人だそうです。
*
さて、安全なのはいいとして
具体的にいま何かアドバイスはないかと尋ねてみたら、
「ストレス・マネージメント」でした。
このカードも最近よく引きます。
もやもや悩んでいる状態だと、発しているものが重いので
もっとゆったりリラックスしていなさい、ということ。
結局、引き寄せの法則ですね。
自分が発しているのと同じものが同調してやってくる。
じゃ、そうしていたら結果どうなるの?
と聞いたら
「トライアンフ!」 成功を祝す!
ということでした。
流れとしてはわかりやすい・・。
けど、後からまた思うのですね、
ゆったりリラックスしてたら、そのまま何も変わらなくない?!と。
それで良くなる、つまり自分が発しているものを軽くすれば事態は好転していくと、
結局そこを疑っている、完全には信頼していないのだなと感じるのです。
最近もそこのところの信頼度が低いのだ、という指摘が
自分の内から外から来たのです。
だから、この2枚めのカードについてさらに
ここの信頼度がどうしても足りないのだけど、
そこんとこ、どうすれば?!
と聞いてみましたら・・・
イエスを背負ってるんだから、
安全なの! 結局!
この絵では、地球を抱えているのがイエスだからね。
ということでした。
これは、誰でもそうなのですよね。
溺れそうになっても、安全なのです、きっと。
結局、神様仏様お釈迦様の手の平から出ていない孫悟空、
みたいな感じで。
ということで、
疑っては、カードに励まされ
ということをくり返し飽きずにやっている梅雨どきです。