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生田緑地ばら苑

神奈川県川崎市内に生田緑地いくたりょくちという場所があります。
昭和16年に都市計画決定されたそうで、緑豊かなところです。
現在は、川崎市立の日本民家園や岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアム、科学館みたいなものもあるようです。
そして、春と秋の年2回公開される、ばら苑。
昭和2年から平成14年までは向ヶ丘遊園という遊園地があって、その園内にあったばら苑を、いまは川崎市が管理しているとのこと。
遊園地はたぶん、私も子供のころに一度は行ったことがあったと思います。昔すぎてあまり思い出せないけど。

ばら苑に行くには小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩かバス。
また田園都市線の数駅からもバスが出ています。
藤子・F・不二雄ミュージアムでバスを降りたら、だらだら続く坂道を登ります。
以前は遊園地の残骸みたいなものを見つつ(今はもう無い)、ゼエゼエいいながら登っていました。
駐車スペースのような場所に着いたと思ったら、そこから神社の階段のような急階段をさらに登ります。これがトドメでかなりキツイ。

登り切ったところから見下ろす光景がこれ。

登った甲斐あったよ~と毎回思う。

今日5月11日がオープンなのですが、残念ながらかなりの割合の花がもう痛んでいました。
今年は開花が早いのと、先日の風雨のせいもあるのかな。本当に残念。
せめてあと数日早く開けてくれたら天国みたいだったのにと思うのは、入場者の勝手な言い分。一番悔しいのは世話をしている人達でしょうね。
それでも少し離れたところから見れば、まさに爛漫です。
ここはボランティアの人たちが薔薇の世話をしているので、入場は無料なんです。
毎回寄付を募っていて、ほんの気持ちですが寄付してきました。

何度も来ているので、なんとなくあのへんにあんな薔薇が・・とうっすら覚えているのですが、惹かれてしまうのは毎回同じような花。

階段を登り切った場所にある黄色い薔薇は、いつも真っ先に撮ってしまう。

苑のほうへ階段を下ったところにパーゴラがあり、それぞれの柱にいろんな種類の薔薇が巻き付けてあります。
そのあたりは結構綺麗に咲いていました。

これはピエール・ドゥ・ロンサール・・と思うのだけど、たぶん。
いつもとても美しく咲いています。
このピンクの子もかわいいので激写。
レオナルド・ダヴィンチ

いつも撮ってしまう、この濃いめのピンクの薔薇。
花びらが丸くて、全体の花の形が端正で、ついつい撮ってしまいます。
今日は名前も初めてわかりました。
なんと、レオナルド・ダヴィンチ!

端の方に樹木や木の枠(?)に薔薇を這わせている一角があります。
こういう感じは珍しくてとても綺麗。

松の木?に白薔薇
生垣のように仕立てているところ。

この黄色い薔薇はグラハム・トーマス。
いつも安定の可愛さ。

グラハム・トーマス

他にもイングリッシュ・ローズコーナーや、オールドローズ・コーナー、王室皇室ゆかりのロイヤルコーナー他、いろいろあるのですが、撮りたい状態ではなかったので。

午前中は暑くて熱中症になりそうでしたが、午後は曇って、夕方家のほうは一時土砂降りに。陽が落ちてからは寒いくらいでした。
身体がおかしくなりそうですね。
おまけに、明け方の千葉の地震がうちのほうでも影響があって、寝不足です。

今春の薔薇撮影はこんな感じかな。
あとは、暑くなる前に切り花を撮ろうかな、と思います。

バラ味?の焼きドーナツ。薔薇の味がしたかどうか・・・?

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フランチェスカ
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。チップは自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。