ハリー・ポッターと魔法の歴史展
11月に予約して、先日やっと行ってまいりました。
東京駅は久しぶり。
乗り換え駅で、丸の内線に乗るのか有楽町線だったか迷って一瞬立ち止まってしまいました。
東京駅地下街を歩いていても、どこを歩いているのかもうわからない(笑)。
とりあえず表示に従って上にあがったら駅舎が見えて、完全おのぼりさんでした。
赤煉瓦の駅舎はいつ見ても素敵です。
東京ステーションギャラリーも、雰囲気があるので好きな美術館。
11時半の予約で、時間まで並んで待っていましたが、時計は見なかったけどちょっと待たされたかも。
時期のせいか、平日にもかかわらず学生さんのような若い人ばかり。
今回の展示は大英図書館の企画で2017年から2019年までロンドンとNYで好評を博したものだそうで、以前NHKの特集番組で原作者のJ.K.ローリングが展示前の資料を見るところも放送され、イギリスに行って見てみたいと思ったものでした。
錬金術、薬草学、呪文学、天文学、占い学、魔法薬学などのコーナーに分かれ、それぞれの資料、写本、ローリングの直筆原稿やイラスト、原作の挿絵の原画、ダヴィンチの天文学についての手稿、ラファエル前派のジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(結構好き)の絵画2点も来ていました。
賢者の石の作り方の絵が描かれた4メートルを超えるスクロール(巻物)もありました。ローリングが初めて見た時、「見ることができてとても光栄」と感動していたものです。
イギリスでは、ニコラス・フラメルの墓石も展示されていましたが、それはさすがに来ていなかった。
ニコラス・フラメルは、賢者の石の創造に成功した唯一の人といわれる実在の人物だそうですが、実際は錬金術に関わっていた証拠はないという記述もあります。
薄暗い展示会場の壁は図書室のような書棚の壁紙が貼られ、とても雰囲気がありました。
展示内容の解説を読んだりするのに時間がかかるのかなかなか進まず、前半は待っている時間が長かったです。
後半はもっとバラけて見られるようになりましたが、見るのに1時間以上かかったのかな? けっこう疲れました。
ミュージアムショップは入場制限され、会計も並んでいたので、今回は通り抜けただけで買い物はしませんでした。ミュージアムショップは大好きなのですが、あまり買いたいものは無かったかな。
実はそれほどハリー・ポッターのファン!というわけではありません。
あの雰囲気は好きだけど、全作観ていないのです。(最後は観た)。
一作目が一番好きでした。可愛いかったし、魔法の世界も珍しくて楽しかった。
その後どんどん怖くなって、人が死ぬのも嫌でした。
先日地上波で放送されたのを観て、談話室?の壁が「貴婦人と一角獣」だったんだと気付きました。
日本に来た時見に行って、大好きなタペストリーでした。
今度フランスに行ったら絶対見に行きたいと思っています。
話がそれたところで、この辺で。
行くなら学生さんがいない時期の平日がいいかもしれませんね。
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。