カリグラフィーでフランス語
イタリア語は日本でも現地でも学校に通ったのに、大学の卒業論文がフランス革命だったにも関わらず、フランス語を習ったことはありません。
高校の時、ドイツに興味を持って文学部史学科を受験したので、迷うことなく第二外国語はドイツ語でした。しかし、興味は変わるもので、在学中にドイツへの関心は薄れていきました。
第二外国語の選択のなかにイタリア語はなく、当時は「イタリアは血なまぐさい感じ」がして、歴史をやる気もありませんでした。
だからイタリア語は、実際に行って、身体で感じて好きになった言語。イタリアの列車に乗っていて、まわりからイタリア語が聞こえてくるだけで、口元が緩んでしまうほど好きでした。(そのあたりはここでも書きました))
ただ、残念ながら、語学自体が得意ではないのか(耳が悪いのか?と思うくらい)、ヒヤリングも苦手だし、文法は中級の途中で挫折したまま。あ、去年からNHKラジオ講座で復習始めたものの、ふたたび挫折。結局、旅行会話と簡単な雑談くらいしかできません。。。
フランス語は私にとって、「あれは言語なのか?」と思うくらい、言葉には到底聞こえない「へんな音」でしたが、同じラテン系なのでイタリア語と似ていて、イタリア語を勉強したらフランス語の単語もすこしわかるようになりました。
それで、NHKラジオフランス語講座を半年間毎日、テープ(時代!)に録音して聴き続けました。だからといって文法をちゃんと覚えられたわけではないけれど、最後まで聴き切ったのが変な自信にはなっています(笑)。
そんなフランス語ですが、昨年からカリグラフィーでフランスの書体を学び始めたせいで、触れる機会が増えました。
完全に理解して書いているわけでもないのですが、フランス語のアルファベットの並びを書いていると、時々英語を書く時になんだか違和感が出るのが面白いです。
ヘッダーの写真は「ボンジュール!元気?」という意味のフランス語で、直訳すると「桃を持ってる?」と書いてあります。そういう言い方があると、インターネットでたまたま見つけて知りました。
ちなみに「桃を拾った」と書いて、「一発くらった」という意味だそう(笑)。