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じつは器が好きなのですが

器を買った、という話をときたま書いていますけれども。
けっこう食器が好きにもかかわらず、あまり好き勝手に購入できる環境ではなかった人生でした(話が大げさか)。

長く親と同居してきたこともあり、昔から使っている食器をそのまま使い続けることも多く。
欲しいなと思うことがあっても、何枚も揃えるとなるとおおごとになってしまう気がして諦めたり。

30歳前後のころ、派遣で一緒だった同僚の独身女性が、
食器が好きで買うんだけれど、両親と同居なので使えず、買ったものをベッドの下の箱にしまってときどき眺めている、という話を聞いて可笑しかったです。
その後、結婚するなり、独立するなりして彼女はその食器を使えたかな?

先日、好きな食器メーカーのマルミツポテリさんのカタログ会員になりました。
登録料を払って新しいカタログを購入し、その後は年に2回カタログが出るたび無料で送ってもらえるそう。
今年の春夏のカタログが出たタイミングでしたが、
去年の秋冬のもコーディネイトの参考になさってくださいと同封されていました。ありがたい。

愛知県瀬戸市にある食器ブランドです。
ここのすべてが好きなデザイン、というわけではないけど、好きなタイプが多いなと思って。

裏もカッコいいと、初めて買った当初から思っているのだけど、
洗い物のときも楽しんでもらえるように、という想いで裏のデザインをしていると最近知りました(どこかに書いてあった・・)。

左上からビーニュ、マノワ、フランボワーズというお皿とカップ


蔵前の道具屋ノボリさんで購入したのは、
佐賀県の有田焼の、やま平窯という窯元の「フランス」シリーズの小皿です。

このブルーグレーがかった白と、ふちの模様をぱっと見て気に入りました。
フランスのリモージュで作られる伝統の陶器をアレンジして、磁器の素材で陶器の質感を表現したそうです。
グレーっぽいのは「黒い化粧土と透明感のない乳白の釉を重ねている」から、らしい。
あえて釉ダレを残して、風合いを出しているそうです。
裏を返すと確かにムラがあるところが。

フチの飾りは一珍という技法で、先の細い金口から陶土と釉薬を混ぜたものを押し出して線を描くのだそうです(サイトより)。
手描きの感じがいいんですよね。

丸い小皿のほかに細長い長方形の小皿もあって、チョコレートを1粒づつ並べたらかわいいな、と迷ったけれど、丸いほうにしました。

おやつをちこっと乗せるのにいいです。

お値段関係なく、気に入れば安いものでもOKなのです。
きのうも、200円と300円のガラスのボウルを買ってしまいました。
ずっと買い換えたいなと思っていたので。
シンプルでけっこうお気に入り。

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フランチェスカ
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。チップは自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。