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魂の居場所
ベランダのムスカリがどんどん大きくなっています。
数年前から植えっぱなしで、ほうっておいてもどんどんニョキニョキ出てくるので有難い。
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日の出が早くなり、夕方6時になってもまだ明るい。
春は大好きな季節だったのですが、ここ数年はなぜか、みんなが動き出すのに自分はどんどん進んで行けないような、足元がおぼつかないような感じになったりします。
今日は朝からずっと、あちこちで震災の話題なので、今はすこしそこから離れています。
2011年の3月11日は、父の四十九日の最中でした。
東北の震災から何年という年月が、父が地上からいなくなった年月とイコールになりました。
人間の魂って、どこにあるかご存知でしたか。
私はずっと、身体の中にあるようなイメージでした。たとえばハートのあたりとか。
でも、何年も前に聞いた話では、身体の中に魂があるのではなくて、魂が身体を運んでいるのだとか。それを聞いて、あ!そうか、魂はずっと大きいんだなと思いました。
いや、そもそも魂なんて、大きさで捉えられるものではないのだと思いますが。
大切な人を亡くした悲しみから立ち直れない方々の話を見聞きすると、悲しくなって泣きそうになる時もありますが、そのたびに思うことがあります。
亡くなった方の人生を悲劇ととらえないでいただけたらいいな、と。
肉体を脱いだら、次のステップに進むので。残された人がずっと悲しんでいると、気になって次に進めません。
断言してしまいますが、魂の旅は終わらないです。
自分がどこから来たのか覚えていませんが、どこか大元から来たので、そこにまた帰ります。
「空の上から見守っている」は、慰めの言葉ではないのですよね。亡くなった方は、こちらのことがわかるようです。
それでもやっぱり悲しいし、寂しい気持ちがなくなるわけではないですが、魂の旅のことを知っていると、すこし心が軽くなるのではと思います。
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