いつになったら会えるのか わたしに聞くな 空を見上げる あの辺にいるあの人に 自分はここにいるよと話かけてみる あぁ、砂の冷たさが身体に染みる 雲はゆく 太陽もゆく 鳥も飛行機もゆく なんであの人よりも はるか遠くにいるお前が 手が届かないくらい遠くにいるお前が 毎晩毎晩堂々と輝き、会いに来るのか あぁ、今日も罪のない月に問いかける わたしが聞きたいわ いつ会えるのか
海水浴のように、空を思いきり泳ぐ。 ほっこりする音楽と共に泳いでみませんか。
色が違えば、模様があれば、形が違えば。 見るからにはっきり周りと違うとわかれば、あんまん自身もすぐに気づいていたかもしれない。 でもあんまんは気づいていなかった。また食べられるまでは。 第1夜 季節は少し肌寒くなってきたようだ。 人間は寒くなると温かいものを求める。カウンター前でソワソワしている。見ていればわかる、そろそろ自分の出番が来る。 自分のホカホカは、人を温める。 ホカホカのおかげで温まり、顔が緩んでいく人をよく見る。 ホカホカした人の身体の震えが止まるのが見