メンヘラ幼なじみは恐ろしい 1
ピピピッ
○○:ん……..朝か…….
目覚まし時計を止めてカーテンを開ける
○○:まぶしぃ……….
寝起きの目には厳しいほどの眩しさ今日は快晴だ。
優:あ、おはよー
窓を開けるとこちらに向かって手を振っている女の子
生まれた時からの幼なじみの村井優、家も隣同士でいつも窓から挨拶している。
○○:おはよ
優:寝癖ひどいよ?
○○:優は朝早いのにいつも整ってるよな
優:と、当然でしょ女の子だもん
なんて言ってみるけれどそれは嘘でなんで綺麗にしてるかなんてそんなの理由は1つ○○が好きだからだ。
でも告白はしないというかできない、だって緊張するしフラれた時どうすればいいのかわかんないから
○○:迎えいくまで待ってて
優:うん、また後でね
2人はもちろん高校も同じ毎朝一緒に登校している
支度を済ませて優を迎えに行く
インターホンを鳴らすとすぐに出てきた
優:ちゃんと直したんだ
○○:そりゃ直すだろ
優:あ、写真撮ればよかったなぁ………
○○:何に使うんだよ
優:なんだろう……..思い出?
○○:なんの思い出だよ
優:わかんない笑
なんて言って誤魔化すけど撮った写真は私の○○コレクションのため、本人には言ったことないけど寝顔とか部活の写真とか授業中のとかいろいろ持っている。重たくないですよね?好きなら普通ですよね?
○○:あ、そうそう今日委員会あるから先帰っていいよ
優:遅くなるの?
○○:多分ね
優:そっか、わかった
ちぇっ……..○○の部屋に行こうと思ってたのに
え?なにするんだって?そりゃ色々ですよわかるでしょ?
??:せんぱいみーっけ!
○○:げ……きやがった
優:ッチ
○○:したうち…….?
??:どーんっ!
正面からちっこい人間の衝撃を覚える
○○:すぐくっつくのやめろよ遠藤
理子:えへへ
○○:笑い事じゃないって
理子:いいじゃないですか、りー先輩のこと大好きですよ?
○○:はいはい、いいから離れろ
理子:よしよししてくれたらいいですよ?
○○:調子に乗るな
頬をぎゅーっと引っ張る
理子:いひゃい!いひゃいよ!
○○:離れろ
理子:はなれまふから!はなひて!
頬を解放すると離れて大人しく隣を歩く遠藤
○○:ったく、場を弁えろって
理子:だって先輩がいるから……..
優:私もいるんですけど…….
理子:………..うるさい
優:はぁ?
○○:ま、まぁ落ち着けって
理子:先輩こんなやつほっといて行きましょ
優:先に歩いてたの私なんだけど
理子:たまにはりーに譲ってよ!
優:なんであなたみたいなちんちくりんに譲らないといけないの?
理子:なっ…….ち、ちんちくりんじゃないやいっ!
理子:せんぱぁい、いじめられたぁ!
○○:しらないよ………2人とも仲良くしなよ
優:むり
理子:こっちのセリフだしっ!
○○:もうやだ、この人達…….
to be contunued…
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