SEIRIN ピコリナの使い方(周波数やモードの説明)
鍼で世界の70%のシェアを誇るSEIRIN
その静岡に工場がSEIRINと伊藤超短波が協力して作った低周波治療器ピコリナ!
高機能で様々な調整ができるのが魅力的ですが使い方がわからない方も多いと思います
そんな人に読んでもらいたい!!
まずはピコリナとは何か?
下のリンクにある通りの低周波治療器です
電極が2本あり、なんと!!1本1本それぞれ単独の設定ができます!!
パルスを行う際には3番以上の鍼を使いましょう
説明書にも記載がありますしリスク回避のためにも守りましょう
ほかにもペースメーカーなど禁忌症(レッドフラッグなど)を見極めましょう
最終的には自己責任です
ピコリナでは短形波(たけいは)といわれる波形で電気が流れます
Hz(ヘルツ)
ヘルツとはドイツの物理学者ハインリヒ・ヘルツ氏からとった周波数の単位です
一秒間に波が何回おきたか
1Hz(ヘルツ)=1秒間に1回波がおきた
10Hz(ヘルツ)=1秒間に10回波がおきた
ということになります
ピコリナでは0.2~100Hzの間で設定することが可能です
0.2Hz 0.3Hz 0.5Hz 0.7Hz 1.0Hz
1.1Hz 1.2Hz 1.3Hz 1.4Hz 1.5Hz
2.0Hz 3.0Hz 5.0Hz 7.0Hz 10.0Hz
15.0Hz 20.0Hz 30.0Hz 50.0Hz
60.0Hz 75.0Hz 100.0Hz
パルス幅(㎲)
㎲(マイクロセカンド)=100万分の1秒
最大出力をキープしている時間がパルス幅となります
パルス幅が狭い=刺激量が少ない
パルス幅が広い=刺激量が多い
となります
ピコリナでは50~250㎲の間で設定が可能です
50㎲ 100㎲ 150㎲ 200㎲ 250㎲
モード
ピコリナでは4つのモードが設定できます
コンスタント点・・・設定した数値に従って一定の間隔でパルスを流す
バースト・・・設定した数値に従ってパルスを流します。3秒流して2秒停止を交互に繰り返します
スィープ・・・設定した下限値と上限値を繰り返します。
例 下限値5Hz 上限値20Hz
5Hzから始まり徐々に早くなり20Hzになり徐々に5Hzに向け遅くなるを繰り返しますモジュレーション・・・①指定した秒数で最大Hzまで上がります②最大Hzで指定した秒数パルスを流します③指定した秒数で0Hzまで下がります④指定した秒数パルスを流さない を繰り返します
例 ①2秒 ②6秒(50Hz) ③3秒 ④1秒
①2秒かけて50Hzまで上がります②50Hzで6秒間パルスを流します③3秒かけて0Hzまで下がります④1秒間パルスを流しません を繰り返す
これをすることにより筋を痛みを少なく回数多く動かしていくことができます
普通に筋肉に鍼をするにも筋パルスをするにもどこにどの筋があるか把握していないと症状の緩和は難しくなります
おすすめの本を紹介しているので読んでもらえると参考になると思います
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