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スマホの写真フォルダーが語る私の走り屋人生

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今日は定休日だが1台、車検の車両を預かった。体調も微妙に優れないため、珍しく家で過ごすことにした。スマホの写真フォルダーを眺めていると、地元で走り屋をしていた頃の画像や整備士として働いている自分の姿が写っている。この頃はチューニング業界に憧れていたのがよく分かる。

HKS2.8L 620ps
戸田レーシング1.8L 230PS

写真フォルダーを進めて行くと栃木に引っ越して夢を叶えている自分の姿に変わっていく。都会の風景が増え、チューニングカーに夢中だった日々が写っている。

徹夜でエンジンを組む
朝まで首都高を走る

しかし、次第にチューニングカーの画像は減っていき、一般整備の仕事が中心になっていった。この時、整備書通りにいかないチューニング作業に苦戦し、自分のチューニングに対する情熱が薄れていくのを感じていたのだ。

それでも、一般的な整備工場で充実した日々を過ごし、会社内でもそれなりのポジションを得ていた。しかし、頭の中では挫折した自分を認めることができず、愛車のスカイラインのチューニングだけは辞められなかった。会社の工場の隅でエンジンを組み、アパートの駐車場で配線を加工し、公道でセッティングする姿が写真フォルダーに映っている。

エンジンブローを修理する。
海賊版Vプロを使用していた。

その後、愛知県の風景が増えていく。縁あって今の会社の代表に声をかけてもらい、再びフォルダにはチューニングカーが溢れていった。今ではチューニングカーだけでなく、マニアックな作業風景や楽しそうなプライベート画像でフォルダはいっぱいだ。あの時、代表に声をかけてもらった瞬間、過去の挫折は今の自分への過程へと変わったのだ。

次のステップに進むためR33から乗り換え
ポルシェに乗り換えてミッションがブローする

私にとって代表は恩人であり、会社は宝物だ。今では一緒に働く仲間も全員尊敬できる素晴らしい環境に恵まれている。そんなことを考えながら、画像フォルダは最後に猫とのお昼寝中の画像で締めくくられた。

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