廃盤パーツ？なら作るまで！スープラの挑戦
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今日の朝は、エクシーガのエアコン洗浄からスタート。簡易的な作業ではなく、エバポレーターに直接アクセスし、専用の洗浄液で徹底的に汚れを落とす。弊社では専門の業者を手配して施工しており、今回もいつも通り丁寧で確実な作業をしてくれた。この業者は車内の消臭処理なども対応可能で、実際にデモカーや自分の愛車も施工してもらっている。エアコン内部の清掃は意外と見落とされがちだが、これを行うと匂いや効きが大きく変わる。車の快適性を求めるなら、こういう細かい部分のメンテナンスも重要だと改めて感じた。
その後はスープラの作業に取りかかる。代替品のカムカバーの形状が微妙に異なり、それに合わせたプラグカバーが必要になるのだが、問題はその部品がすでに廃盤になっていたこと。こういう場面は珍しくないが、だからこそ柔軟な対応が求められる。各部の寸法を測定し、どう補えるかを考えながら対策を練る。こういった作業は手間がかかるが、うまく解決できたときの達成感は大きい。
夕方からはデモカーの作業に移行。スイフトスポーツは新しいオーナーが決まり、それに合わせた仕様変更と点検を進める。この車は個人的にも気に入っていたので手放すのは少し寂しいが、新しいオーナーが楽しんでくれるなら、それが一番だと思う。車は持ち主が変わっても、そのままの情熱で走り続ける。そう考えると、自分の手を離れてもどこかで活躍してくれるのは嬉しいことだ。
並行して後期型GRヤリスの作業も進める。とあるパーツのテストのため、配線加工を行い、ひとまず完成。今後は実際のテストに入る予定だ。さらにブーストメーターの取り付けも実施。せっかくの機会なので、装着しておくことにした。後期型ヤリスは進化が著しく、これからのチューニングの方向性を考えるのも楽しみの一つだ。
気づけば2月も今日で終わり。明日からは3月、少しずつ気温も上がり、作業する環境も快適になってくる。とはいえ、これからは花粉との戦いが本格化する。暖かくなるのはありがたいが、花粉症持ちにとっては少し厳しい季節になりそうだ。