無意味な時間に意味を見出す

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盆休みの3日目。普通の人なら期待に胸を膨らませる休日だが、今の私にはただの空虚な時間に過ぎない。今日も特にすることがなく、代車の継続車検を受けるために陸運局へ足を運んだ。お盆の間は予約が少なく、短時間で済むと高を括っていたが、実際にはたった一つのレーンしか開いておらず、その上、外国の方々が手続きに慣れていない様子で、いつもより時間がかかってしまった。

その無駄に費やされた時間に、ため息をつく私がいた。しかし、ふと、今日は予定のない休日で良かったと感じた。この不毛な一日が、無駄ではなかったかもしれないと思うことで、わずかな救いを得たのだ。

妻は今日から地元へ帰省するという。しばらくは私と猫たちだけの静かな時間が続くことになる。私は、自分の故郷に帰る必要性を感じないため、岡崎に留まることを選んだ。何か特別にしたいことがあるわけでもない。ただ、この空虚な日々を埋めるために、結局は仕事に向かうことになるのだろう。仕事に取り組むことで、少しでもこの無意味な時間に意味を見出せるのなら、それも悪くないと自分に言い聞かせている。