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「パワーゲート」の魅力と信頼、最新チューニングレポート

デモカースイフト販売中!
タービン交換車両を手に入れよう!

Facebookに表示されたのだが3年前の私は愛車ビートルのアライメントを調整していたらしい。ビートルは気に入っていた。

妻の愛車だった。

朝からスイフトスポーツが入庫した。今回のオーナーは県外からの来訪で、依頼内容はタービン交換だ。午前中はまずECUの書き換えから始める。最近、弊社でも人気が高い「パワーゲート」を使い、オーナー自身がデータを書き込んでいく方式だ。これにより、ノーマルデータへ戻すことができるだけでなく、車両側のアップデートに合わせ、将来的には250馬力仕様のデータへ変更することも可能となる。パワーゲートの導入は、今後の調整の自由度を格段に上げる点で、オーナーにとっても安心できる選択肢だ。

愛車ポルシェにも使用している。

午後になると、タービンの取り外し作業に入る。こうした作業は幾度の経験からも慣れているため、着実かつ迅速に進められる。タービン交換の際にはインレットパイプも新しいタービンに合わせて拡大し、吸気効率の向上を図る。基本的な構造は純正と同じであるため、取り付けには特に大きな問題はない。しかし、この「問題がない」作業こそ、確かな技術が求められる場面だ。最後に、弊社でECU書き換えを行う場合は必ず試運転を実施し、動作に問題がないかの確認を徹底している。無事に全ての工程が完了し、あとは明日の納車を待つのみとなった。

タービンが外れた
見た目は大差ない?
ブレードのサイズが違う
パイプを拡大する

夜には少し余裕ができたため、次の作業に備えて工場にインプレッサを入れることにした。これからエンジンを降ろし、年末年始の連休に向けてエンジンオーバーホールに取り掛かる計画だ。私にとって、こうした作業は単なる仕事ではなく、唯一の楽しみとも言える時間である。世間の休日や休暇の意味合いとは少し異なるかもしれないが、私にはこの「仕事」が生きがいでもある。年末年始の静けさの中、エンジンと向き合う自分を思い描くと、次の瞬間が楽しみでならない。

エンジン降ろし開始

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