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役に立たないと思っていた中学数学が今、現場で役立つ時

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今日も作業が立て込んでおり、相変わらず忙しい一日だった。作業の合間には陸運局へ継続検査を受けに行くなど、休む間もない。

入庫中のレガシィのエアコンガス漏れ修理だが、調べたところコンプレッサーとホースの接続部から漏れていた。弊社では蛍光剤入りのエアコンオイルを使用しているので、ブラックライトを照らすと漏れ箇所はすぐに発見できた。接続部のOリングをチェックしてみると、Oリングが潰れてプラスチックのように硬化し、断面が円ではなく四角になっていた。

このOリングは純正部品では設定が無いため、同サイズの汎用品を探す必要がある。しかし、潰れて四角になった断面から線径を判断するのは非常に難しい。通常、Oリングが入る溝を測定して選択する方法もあるが、今回は計算式を用いて導き出す方法を紹介しようと思う。

中学時代に習った「2πr」の公式を使う。潰れて四角くなったOリングの外周をノギスで測定し、その数値を基に公式に当てはめることで、円周を求めることができる。中学生の頃、こんな公式が将来役立つとは思ってもみなかったが、30歳を超えてこの公式に助けられる日が来るとは。

有料ページには、計算したときのメモと具体的な計算式を載せておくので、興味がある方はぜひチェックしてほしい。

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