EJ20の潜在能力を解放: スポーツキャタライザーへの道
4月21日(日)ツインリンクもてぎ、シビックオーナーズミーティングで会いましょう。
今日はWRXのキャタライザー、すなわち触媒の交換に当てた一日であった。スバルの名機、EJ20エンジンを搭載するWRXにおいて、標準装備されている触媒をスポーツキャタライザーに交換することは、性能向上のためにオススメだ。この作業は、技術的な難易度はそれほど高くないものの、EJ20の特徴であるエンジンの上部に配置されたインタークーラーの脱着が必要となるため、時間と手間を要する。
作業を始めるにあたり、まずインタークーラーを取り外す必要があるが、これにはエンジンルーム内のタワーバーを外すなど、複数の前準備が必要となる。また、タービンや触媒を覆う遮熱板は、複数に及ぶボルトで固定されており、これら全てを外す作業は相当な時間と忍耐を要する。さらに、エンジンやエキゾーストシステムの熱により、ボルトが錆びついて折れてしまうリスクがあり、これが作業を一層困難にする。幸いなことに、今回はそのようなトラブルに見舞われることなく進めることができたが、それでも作業完了までには多くの時間を要した。
キャタライザーの交換作業が完了し、次に待ち受けているのは、全てを元通りに組み上げる作業である。これが予想以上に手間のかかる部分であり、特に遮熱板のボルトを再び取り付ける際には、正確な位置を合わせながら見えない箇所を手探りで締めていく必要があり、この作業には多大な忍耐が求められる。作業中には遮熱板の鋭い端がグローブを容易に破れさせてしまうため、頻繁にグローブの交換も必要となった。そして、最終段階のインタークーラーの取り付けでは、狭いスペースに固いサクションホースを押し込む作業があり、この部分でも時間を費やすこととなった。
全ての作業を丁寧に、しかし確実に進めた結果、排気漏れがないことを最終確認し、キャタライザーの交換作業は無事に完了した。この作業を通じて、車の性能向上だけでなく、メンテナンス作業の重要性と、それに伴う満足感も改めて感じ取ることができた。明日以降は、この経験を活かし、さらにインタークーラーの交換へと進んでいく予定である。
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