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プロが守る「当たり前」の大切さ

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最近、嫌な夢を毎晩見る。過去の経験からすると、こういう時は仕事が忙しい。確かに、今は予定を詰め込んでいるし、何なら自分で忙しくしているようなものだ。だが、忙しい方が性に合っているし、充実感もある。

今日の仕事では、ZN6にエンドレス製のキャリーパーキットを取り付けた。エンドレスはサーキットでも信頼できるし、ストリートでも扱いやすい。私自身、過去にR33でエンドレスキャリパーを使っていた経験があり、性能の良さはよく知っている。今回交換したブレーキは、以前付いていたブリッツ製よりも性能も見た目もよく、アフターサポートが充実していて安心だ。ブレーキは車の中で最も重要な部品だと言っても過言ではない。そのため、取り付けの際は制動時を想定して細かい部分まで確認を繰り返す。ただ取り付けるだけではなく、実際の挙動を想定しながら作業するのがプロの仕事だ。交換後、車両全体がグレードアップしたように感じられる。

粗悪なブレーキはさよなら
外れたところ
まるで芸術品

さらに今日はスイフトスポーツのECUチューンも行った。バージョンをtarget230からtarget250にアップグレードしたが中、高回転域でのノッキングが酷く、パワーが思うように出ない。原因を探るためにガソリンを疑い、弊社のデモカーでも使用している信頼できるスタンドの燃料に入れ替えてみた。今回のオーナーは違うがスイフトスポーツは購入価格が比較的安いため、ガソリンも安いものを入れるオーナーが多い。だが、粗悪な燃料では弊社のECUチューンには対応できないことがあり、結果的にガソリンを抜き取って入れ替える作業が必要になる。今回は燃料ポンプを強制駆動させての抜き取り作業も行ったが、この手順はもう慣れたものだ。

スイッチを作成してある
ホースを確認しながらON.OFFする

こうしてただチューニングをするだけでなく、施工後のチェックと原因究明、そして改善までを一貫して行うのが我々の仕事だ。この「当たり前」を徹底できていない店も多いので、オーナーには慎重に店を選んでほしいと強く思う。そんなことを考えながら、一日の作業を終えた。

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