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変わる好み、変わらない魅力:レクサスとの再会で感じた乗り味の違い

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定休日明けの今日は、いつもに増して問い合わせや見積もりなどの事務作業が山積していた。午前中ではすべてを処理しきれず、午後イチの陸運局での継続車検を終えてからも、引き続き事務作業に追われた。目途が付いたのが夕方になってからで、ようやく各作業に取りかかることができた。

今回の車検はレクサスのGS350だ。正直なところ、私はレクサスの運動性能やステアリングのフィーリングがあまり好みではない。このGSは車高調を入れているのでノーマルに比べると多少良くなっているが、それでも私の好みからは外れている。2年前の車検でもこのGSに乗って陸運局へ往復したが、その時も特に印象に残らなかった。しかし、今回はなぜか乗り味が良いと感じた。


思い返せば、先週は同じレクサスのLC500に乗る機会があった。これもまた好印象だった。GSに関しては、2年前とほとんど変わらない状態なので、この2年で私の好みが変わったのかもしれない。そう考えると、自動車というのは単純に良し悪しを判断することができず、ドライバーの好みや、時が経つことで変わる感じ方にも影響されるものだと気付かされる。

自動車の魅力とは、性能やデザインだけでなく、ドライバーとの相性やその時々の感覚によっても大きく変わるものだと改めて感じた。このように、車両との関わり方が時と共に変わっていくのは非常に興味深い。だからこそ、チューニングメカニックとしての私の仕事には、常に新しい視点や感覚が求められる。

それぞれの車両を正当に評価できるように、感覚を磨き続けることの重要性を改めて感じた一日だった。今後も、多様な車両と向き合い、自分の感覚を研ぎ澄ませていきたい。車の世界は奥が深く、どこまでも探求しがいがある。

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