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自然と車、心のままに過ごした一日

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今朝、普段より早く目を覚ました妻に誘われ、川沿いの静かなカフェでモーニングを取ることになった。自然の中で、食事とコーヒーを前に、特別感はないが、どこか落ち着く時間が流れていた。味も特別際立つわけではないが、悪くはない。また来てもいいかな、とふと思う。駐車場を探して少し迷っていたところ、近くで働いていたおじさんが親切に教えてくれた。その小さな親切が、何だか心に響いた。

食事を終えると、妻が名古屋港水族館に行きたいと言い出した。車を走らせ、高速を使って向かう。道中は特に問題なく、目的地もすぐに見えてきた。しかし、駐車場に近づくと、思ったより混んでいることに気づき、私たちは急に気持ちが冷めてしまった。「今日はやめようか」という一言で、近くのららぽーとへ足を向けることになった。

ららぽーとでは、妻は興味深げに店を巡っていたが、私は適当に本屋を歩き回り、その後はスマホをいじって時間を過ごした。途中、マツダのロードスターの展示が目に留まり、案内をしていたスタッフと少し話をする。彼の対応は見事だった。質問に的確に答え、客の表情を細かく読み取る観察力が光っていた。こんな人がいる場所は、ただの展示ではなく、何か特別な空間に感じられる。

昼食は、妻の職場の同僚から勧められたラーメン屋へ。数年ぶりにラーメン屋へ行く。特別な味ではなかったが、悪くもない。食後、妻の職場である「the crown 愛知高辻」へ立ち寄った。クラウン専門の展示場。美しいフォルムを持つ車たちが整然と並ぶが、その価格に見合うかどうかと考えると、少し心に引っかかる部分もあった。だが、従業員の方々の上品な接客には感心した。彼らの態度が、この空間に一種の格を与えていた。


帰り際、アンティーク家具店に立ち寄った。妻が店内を興味深そうに見ている間、私は車の中でスマホをいじっていた。無駄に過ぎ去る時間を、どうにか無駄にしないようにと、心のどこかで焦っている自分に気づいた。そんな一日だった。

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