AIMが脳梗塞治療に効果!?
千葉市で働く臨床経験17年目の獣医師です。
私は「猫が30歳まで生きる日」という本を読んで以降、東京大学大学院医学系研究科宮崎教授のAIM研究を勝手に応援してしています。
応援するきっかけとなった記事はこちらへ↓
前回のnoteはこちらです。↓
私にとっては珍しく、連日投稿になりますが、本日私はこのような記事を読みました。↓
この記事の中で私が気になったところを以下にピックアップしてご紹介します。↓
宮崎教授らの研究グループは、「AIM」が脳梗塞の治療に大きな効果を発揮するとの研究成果が出たようです!!
昨日私が書いた記事でもお伝えしましたが、
AIMは炎症の原因になっているゴミに張り付いて、片付け役の貪食細胞にゴミの場所を知らせる働きがあります。
そのAIMが脳梗塞でも血栓によって壊死(えし)した脳細胞の断片やそこから生じる炎症の原因物質を効率よく掃除することで脳内の炎症を抑えることが分かったそうです。
現在、脳梗塞は発症直後の血栓溶解療法以外に有効な治療法はないそうで、宮崎教授は「ヒトでの脳梗塞からの回復促進や後遺症の抑制にAIMの活用が期待できる」としています。
宮崎教授の著書「猫が30歳まで生きる日」は
<治せない病気>を治したいという思いを形にしていく物語
です。
今回のニュース記事からも、そんな宮崎教授の<治せない病気>を治したいという思いをひしひしと感じることができ、私はまた一人で勝手に感動を覚えました!
「猫が30歳まで生きる日」に興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。↓
また現在東京大学では
宮崎徹教授による猫の腎臓病治療薬研究への寄付も行っています。↓
ヒトの脳梗塞にAIMの薬が使えるようになるためにも、私としては一日でも早く猫の腎臓病薬を完成させてほしいです。
今回のnoteは以上です。
また気になる宮崎教授のAIM研究に関する記事がありましたら共有させていただきます。
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