の〇太。パパな、youtuberとして食っていこうと思うんだ。

こんばんは、安定した会社を捨てて人生を棒どころか小枝ブルンブルンぶんまわしつつある男、ヒロポンと申す者だ。

タイトルのようなど〇えもんのコラコピペを初めて見たのはたしかまだ僕が下校途中にうんこ漏らしてるほどガキの頃だったと思う(実話。そして齢30にして再度漏らす。)。

その頃はまさか自分がコピペ同様30歳にして安定した職を手放し、たいして伸びてもいないyoutubeとその周りに淡い夢を見て破滅への輪舞を舞い始めようとするとは露も思わなかった(加えて齢30にして結婚もせず子供もいないとは思っていなかった)。

僕がかつて小僧の頃イメージした壮大な人生プランは、とりあえず安定した会社に入って心身ともに健康でおり、それなりに綺麗な嫁を娶り25歳くらいで結婚して28歳くらいで子供を作り、ローンで家を建て何ら不安なくだらだらとレールの上を徐行運転して定年退職、退職金でもって好きな虫がたくさんいる森の中に老後の居を構え年金で昆虫採集を楽しみ孫の顔を見てひっそりと畳の上で死ぬというものだった。

間違っても会社が嫌すぎて毎日車の中で赤ん坊のようにオギャオギャ泣き喚き、ヤニと酒におぼれ20代半ばにして健康診断の中性脂肪で看護師に怒られ、奨学金200万の返済かかえつつ30歳で貯金ゼロ、あげく会社が嫌すぎて知り合いのyoutuberの成功に憧れ、才能も努力も運も容姿も何もかも十のマイナス百万乗以下のゴミクズデブオヤジが唯一誇れた「それなりの会社」に辞表たたきつけて大海にフライアウェイするなどという本タイトルのコピペ真っ青な笑えない自殺的暴挙に出るなど言語道断。そのくらいのことは右手に包帯を巻いて力の暴走を抑えていた痛々しい中坊時代の私とてさすがにわかっていたはずである。何がどうしてこうなった。今すぐスタッフをここに呼べ。指を詰めろ。

さて、いかにしてこの大人になりきれなかった哀れな30代の0歳児が誕生してしまったか。自分のことではあるが主観して書くとあまりにも恥ずかしすぎて今度は瞼からうんこを漏らしそうなので客観的に記述させていただきたい。

まず第一の原因は学生時代であろう。デブ・陰キャ・コミュ障と三拍子そろって激熱確変待ったなしだったこの男は俗にいう「いじられ」として何とかスクールカーストにおける「触れてはいけない何か」よりは少し上の最底辺の人権を保っていたが、悲しきMONSTERである事実には変わりなく、まぁなんだ、早い話がそれなりにいじめられていた。

下校途中同級のヤンキーにいきなり口に含んだイチゴミルクを顔面に毒霧が如く噴射されたり、水道を使えば「汚いからお前が使った後は必ずアルコール消毒しろ」と肩パンされ、女子に唐突に「今日朝ごはん何食べた?」と聞かれたから「え、ごはんとお味噌汁だけど…」と答えると「キャハハ!キモーイ」と特に理由のない暴言が襲い来る世紀末ヒャッホーパーリナイな世界観であった。

まぁ一概にこのような扱いを年がら年中受け続けていたわけでもないが、キモデブコミュ障の脳タリンな私はどこへ行っても大概このような残念無念また来世的な毒劇物扱いをされてきたわけで、このような中でやれ自尊心だの自己肯定感だのを育てろと言われたところで、そんなもんの芽をどうやってこの強酸性雨のなか芽吹かせろというんだこのクソパリピ土人共が!とひねくれるしかなかった、というのがこの男の言い分である。

自尊心もなく、元からそんなにまっすぐでもなかった根性をただひたすら捩じくりひん曲げ捏ね繰り回し、もはや原型が判らなくなったところで男はその後人生の絶頂期ともいえる大学へ入学し(特におもんないので割愛)、捻くれたまま就職した。

結局そんなに捩じりまわすと根性やら人間性というものは全く育たない。新芽の頃から毎日毎日平手でたたかれ指先でこねくり回され続けてきた木の芽のようなもので、周りは30歳ともなれば精神的には立派な大木と成っているにもかかわらず、この男の精神は未だに中途半端にねじくれて所々木化しただけの細くふにゃふにゃな芽のままだ。

そうでなければ大の大人がうんこ漏らしただの会社に行きたくなさすぎてオギャバブ駄々こねるだの、あまつさえ借金あって貯金ゼロ&全くほかに収入もないくせに仕事辞めて好きなことで食っていくなんて今日日小学生でも言わないような阿呆なことを強行しようとするだろうか。

知り合いに運良く(運悪く?)スーパーBIGなyoutuberになった方がいたからまだこうして数は少ないが接してくれる方々にも恵まれ、今こうしてチラシの裏に書くのも憚られるような駄文をひりだしても何十人かの方々に読んでいただける現状ではあるが、そうでなかったらどうなっていたのだろうか。考えるだけでゾッとしない結末が待っていそうだ。

現在午前三時で眠いし明日はまだ仕事があるし、書くのも疲れてきたのでそろそろ終わりにするが、私が何を言わんとしているかというとあれだ。なんだっけ。

とりあえず、精神的に大人になれなかった大人にはろくな人生が待っていないので、みんなはこうはならないよう気を付けてほしい。

それでは私はこれから人生をぶん投げるから、気が向いたら、このくそったれた私の人生の末路でも眺めていてほしい。

アディオス!人生!!。おやすみ。


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