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テラリウムの置き場所・適した環境


先週くらいからTシャツで過ごせる(私だけ?)暖かい陽気になりました。苔テラリウムは油断するとカビがふわっと生える季節です。

幸いうちのテラリウムはほとんどが無事&元気です。一つでもカビが生えそうなグラスがあったら、早いうちに他と少し離して養生させて、カビが広がらないように対策しましょう。



前回からはじまった苔テラリウムの基本についてシリーズです。

苔テラリウムの基本① 水やりとお手入れ方法は こちら 
苔テラリウムの基本② カビ・虫・病気とその対策は こちら


本日は苔テラリウムの基本③ 置き場所・適した環境 についてです。


最適な場所
まずコケ自体の性質として、日陰、湿地を好みます。苔の種類にもよりますが、直に苔に日光を当てると干からびて限界を超えると枯れてしまいます。苔盆栽を育てる、苔庭を作る場合も日陰・木陰の場所を選びましょう。

テラリウムのコケはというと、直射日光を当てると容器内の温度が上昇して、中の植物が煮えてしまいます。いずれにしても直射日光が当たる場所は避けましょう。

コケは光合成をしていますので、多少の光が必要になります。外の温度に影響を受けやすい窓側を避けて。大きな窓がある部屋の、窓際以外の場所におきましょう。レースのカーテンをして直射日光が当たるのを避けましょう。

窓がない部屋、窓が小さい部屋に置く場合は、植物育成用のLEDライトを当ててあげると元気に育ちます。

最適な温度
どちらかというとコケは寒さに強く、テラリウムでよく扱うビジュアルの美しいコケは暑さに弱いものも多いです。

長野県の八ヶ岳エリアには涙を流すほど美しい苔の森がありますが、そういった高地が原産のコケは、涼しい夏と過酷な冬に向いているコケです。ヒノキゴケやタマゴケなどは夏のテラリウムの蒸れに注意しましょう。


vesmirのコケテラリウム育成説明書。
お買い上げの際についてきます。


その苔の森のお話も今度こちらでしたいです。本当に素敵でした!


コケとの生活は、続く


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