活動報告35(2024年5月)
プロジェクト薬箱「放浪」
GWの間は、まあ寂しくなかった。しかし、連休が明けると自分の居場所がないことを痛感した。とりあえず、拠点捜しのために街を放浪する。大抵は、コメダ珈琲、スタバ、ベローチェ、ドトールあたりをはしごするが、座席の位置取りが快適性と作業の能率性を左右する。飲み物代もばかにならない。ちなみにタイトル画左はDALL-E 3で、「居場所がみつからず、多くの喫茶店を渡り歩いて彷徨っている」というプロンプトで出力した画像。
やはり、安定した環境が大事なので、終了前にDMM.make AKIBAに置いてあった冊子を参考に、シェアオフィス等を色々と見て回る。週末毎に内覧を行っているが、無造作にデスクが置いてあるだけの施設がある一方で、DMM.make AKIBAに匹敵するようなクリエイティブな雰囲気がある施設など、いろいろと訪問した。ただ、いずれも自習室の範囲を大きく超える施設はなく、ものづくりの視点からは厳しいものであった。使用料についても、簡素な雰囲気程安くはなるのだが、モチベーションもつられて下がりそうだった。結局は、なんとか折衷点をみつけて、雰囲気も値段も手頃、法人登記と起業サポートもでき、レンタルオフィスからバーチャルオフィスまで広く手掛けている施設に決定し、来月からその施設を使用することにした。
ものづくりについては、大幅な減速を余儀なくされ、プログラミングするのは週1回程度に減ってしまった。ちょうどこの頃に、試作品はできたが販売できる製品が作れないベンチャー企業が多くある、ということを耳にした。そこで、小田淳(2023)「製品化 5つの壁の越え方:自社オリジナル製品を作るための教科書」を購入。じっくりと読み込めてはいないが、製品化の基本知識と製造業の仕組みについて少し学ぶことができた。特に、企画・設計の段階から、生産・販売を見越して行動することの重要性。設計品質と量産品質、ロット、部品の製造性、金型について理解した。しかし、アプリ開発と違い、ものづくりはハードル多くてちょっとしんどいな。