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ブックカフェの報告をします~超特大号

☝このサムネイルは友人が作ってくれた最高のBGMに合わせて歌いながらコーヒーを淹れているところを激写されたものです。微熱の寝ぐせを見られるのはnoteだけ!


さあ、ブックカフェ「夏と文学」の報告をはじめようか

もう、創作大賞にだせるんじゃない?っていうくらい長いレポートですが、全身全霊で書いたので絶対に最後まで読んでね!



結論


大成功!

関連ワード
楽しい、みんな好き、美味しかった?、足りた?、フェジョアーダが人気、書店がすごい、本めちゃある、ちゃんとみんな来てくれた、ハグした、笑顔が見れた、みんなが馴染んだ、知らないうちに本入れ代わりすぎ、微熱ブラック追いつかない、次はカフェ店員必須、ねこさんそうたいさん片付けありがとう、それぞれがいい時間を作りだした、最高、やっぱ楽しい、次も恋


キッチン広すぎて逆にあたふたしました
(撮影:くまさん)


最良のレポはお詫びから始まる?



いきなりお詫びですが。

※キャンセルした方はそれぞれに事情がありますので悪くないです。私の企画力不足でした


直前1週間ほどで8名のキャンセルが出てしまい、大幅に予算を組みなおしました。今回の会場は人数に関係なく1日単位で価格が決まっているので、人数が減るとおひとりの負担額が大きくなります。


参加費は動かしたくなかったので、苦肉の策としてお食事メニューを絞りました。パフェ!と言ったのにデザート皿になったり、ビュッフェ!といったのにワンプレートになったり。そのことだけ、悔いが残るというか
「みんな満足してくれたのかなあ」
「お腹いっぱいになったのかなあ」
と心配でした。
もし期待に沿えなかったらごめんね。とりあえず精一杯やってみたよ!と思っています。

(足りなかっただろうから、と寄付をしてくださった方がいました。お気遣いありがとうございました・・・!)



感謝の気持ちでいっぱい


遠いところまで足を運んでくれた方、暑いなかの長距離移動は大変だったと思います。
書店を開いてくれた方、本を寄付してくれた方、最後まで来るかどうかを本気で悩んでくれた方、来れなくはなったものの会場までの行き方を熱心に調べて熟考してくれた方、BGM作ってくれた方、ありがとうございました!


コーヒー豆は参加者の方々をはじめ、遠方から送ってくださる方もいらっしゃいました。
今回はバタついて、バリスタ感がほとんどなかった私ですが、全国の豆を使って精進していきたいと思います。勉強させていただきます!


そしてそして・・・


微熱の渾身プレートを完食してくれたみなさん、ありがとう!


みんなみんな、嬉しかったです。
とにかくみんなの力で完成したブックカフェでした。どうもありがとう!



微熱の渾身プレートとは


ランチプレート

猛暑が続くなか来てくれるのだから、ぜひスタミナをつけてほしい!との思いで微熱のカレースペシャルとしました。渾身のインドカレーとバターライスは相性抜群。異なる4種の総菜にもご注目ください。


好評でした。うれしい(撮影:志麻さん)

向かって左より

・タンドリーチキンカレー※1

・バターライス

・鳥の唐揚げ

・フェジョアーダコンプレタ※2

・ハッシュドポテト※3

・信州野菜の揚げ浸し※4


※1
微熱がインド・ムンバイで完全に迷子になった時に全く知らないどこかのお母さんに家に招かれてカレーの作り方を教わりました。そして代金をしっかり取られました。しかし、いつも必ず美味しいカレーが出来上がるため、今でも払ってよかったなって思っています。


※2
フェジョアーダとは、ラテンアメリカ地域で広範囲に食べられる豆と肉を煮た郷土料理。本場はひづめや皮を大量に混ぜて煮込む、もうターザンとかが食べてそうな料理なんだけど、とにかく牛脂による胃もたれがすごいのでヴィーガン版としてアレンジして提供しました。栄養素の塊で、夏バテに効きます。

→これすごい人気で、多くの方から「甘くて不思議な味」「おいしい」「どうやって作るの」と言っていただきました!


※3
微熱が自分の畑で育てたジャガイモを使いました。どうでしたか?


※4
知り合いの無農薬農家の方から買いました。ヤマダさんといいます。ヤマダさん、ありがとうございました!


デザートプレート

本来はパフェにしてがっつり食べてもらおうと思いましたが、しっかり濃いものをすこしだけ楽しめる大人スタイルに。添えたローズマリーはうちの畑で早朝に採ったもの。香りが好評でした。

コーヒーと合わせて食べてね(撮影:志麻さん)

・ストロベリーアイスクリーム※1

・微熱ガトー

・いちごのチャツネ※2

・ローズマリー
→栽培は植木でもできるしすごく簡単ですよ、豆千さん。お店出す時にぜひどうぞ。少量ですごく香るし甘いプレートとすっきりした香りが相性いいです。


※1

本来、バナナアイスを作って「チョコバナナ」の組み合わせにしようと思ったのに、思ったよりも美味しい苺が手に入ったので衝動に任せてストロベリーアイスを作りました。驚かれるのは「お店のみたいにピンク色にならないんだね」ということ!実は本物の苺のみを使用するとベージュになります。不思議です。


※2

チャツネとはジャムですがスパイス入りのものです。今回はシナモン、カルダモン、ブラックペッパーを入れました。ピリリとしますが、甘ったるいデザートと合わせるとちょうどいいです。


微熱ブラック

おまえはもう飲んだか?と巷で徐々に広まりつつある微熱ブラック。今回はアイスもご用意しましたが、デザートにはやっぱりホットなのかな!

コーヒーとデザートが合う、と喜んでくれました(撮影:ねこさん)


アイスとホットをご用意しました。豆もそれぞれ用意し、2種類使い分けました。イベントの前半は「外は暑かったー!」とアイスがどんどん飲まれましたが、後半は冷房も効き「ホットが飲みたいなー」という方が増えました。


微熱はカレーの準備をしています。あたふた(撮影:くまさん)


手前にある可愛らしいコーヒー缶はお友達のあやしもさんがプレゼントしてくださったものです。
水色の蓋があるほうにアイス用の豆を入れていました。あやしもさん、ありがとう!♡


あと、私の腕、細い?w
みんなから「食べてる?」「細いよー!」と心配してもらいましたので、もっと食べます。


すべて完食いただき、本当にどうもありがとうございました!うれしかったです。



ばたばたカレーを配る微熱にみんな優しいまなざし。とにかくみんな優しい!
(撮影:くまさん)



絶対に完成しないブックカフェ


今回も集まりましたよ!みんなの「大好きな一冊」。

この後もどんどん増えました!(撮影:志麻さん)

今回もたくさんの「こだわりの一冊」が寄付され、交換され。テーブルの上にずらり。どんどん入れ替わる!見ているだけで楽しかったです。


なにこれ、すごいきになる!(撮影:志麻さん)


よさそう!と思ってもコーヒーを淹れているうちになくなっているw
まあ、主催者の宿命です。


こういうプレゼンテーションもすごくいいよね!(撮影:志麻さん)


広い会場だったので、どの本がどう動いたかをすべて見られなかったのが残念。でも、最初に並べたものはほとんど残らなかったから、みんな楽しんでくれたんだなあ。うれしいです!


前回の池袋ブックカフェでもそうでしたが、開店時に並べた本がほとんど残らないんですよね。並べ、持っていかれ、また並べられ、持っていかれる。交換の繰り返しです。



現在進行形で、絶対に完成しない本棚をみんなで作り上げているわけです。それが楽しいよね・・!


さあ、私も参戦するぞ!

私がゲットした本たち!

5冊持って行って、8冊持ち帰った人です。ここで白状します。
謝らないぞ!←

可愛いポップなどもありました。読むのが楽しみです☺


微熱ブックスオリジナルブックカバーもご自由にどうぞ!(撮影:志麻さん)


包んで持って帰るとなんだか気分が上がりますよ、と置いておきました。

みなさん、本にかけたり「ポスターとしてお部屋に飾りたい」と折らずに持って帰ってくれたり。何回も「めちゃくちゃかわいい~!」って言ってくれたりね。


ぱんだごろごろさんが3冊選んで3冊ともカバーかけてくれてて。大切そうに本を撫でて「かわいいから嬉しい」って言ってくれたのがなんだかすごくうれしかったなって、いま思い出した。


アツい!古本市がはじまる

そして今回は、3名のnoterさんが各々の超おすすめ本を並べて古本屋さんを開いてくれました。

とど&くま書房

とどさんとくまさんによる選び抜かれた本たち。その横にはなんと、盛りだくさんの駄菓子が!🤤

すごい、ちゃんと看板を用意してくれています!(撮影:くまさん)


とどさんはこの日はお仕事でいらっしゃらなかったのですが、その分もくまさんが楽しんでくれました。さすが読書家のおふたり。こだわりの本がずらり!

以前、とどさんから本を数冊いただきましたが、サブカルチャーにすごくお詳しい、アンテナがたくさんある方なんだなあ、という印象を受けました。くまさんのチョイスからは2冊、私も交換してみました!


どちらも気になっていました!というか、くまさんのチョイスってどれもすごくいい。


そしてやっぱり気になるのは・・・

うん、ほとんど全部もらったよ。駄菓子LIVEするよ!
きゃわいいうさちゃんはramさんのもの
(撮影:志麻さん)

大好きな駄菓子をいくつかいただきましたのでこの暑さで溶けてしまわないうちに「100年ぶりの駄菓子LIVE&SUMMERENDS(仮)」を放送したいと思っています。後日おしらせいたします。


そしてこのお店は後半、マクラメワークショップ会場へと姿を変えます。マクラメを皆さんはご存じですか?
わたしもうっすら聞いたことがあったのですが、試したことはなかったのです。みんながリラックスしながら作業する様子を見てほのぼのしました。


なにやらボードに打ち付けてやっている様子(撮影:くまさん)


このマクラメワークショップには思うところがたくさんあって感動しましたので後半でも語らせてもらおうと思います。

くまさん、とどさん。ご協力、本当にありがとうございました!


酒と料理の読みもの  豆千

実店舗の開店を目指す豆千さんが参戦。目が奪われる本のチョイスだけじゃない。この店では、なんとレアビールが飲める・・らしい!

写真左の黒いカバーは豆千さんのオリジナルノートブック!私も一冊いただきました
(撮影:志麻さん)


みんなビールにメロメロ

なんかすっごいカレーと合うって噂をきいたぞ(撮影:ねむいねこさん)


ここにきて微熱ブラックの大敵現る。それは・・・

豆千ビール(ノンアル)!!

志麻さん&ramさん親子もこの泡にメロメロでしたね(写真:志麻さん)


みんな、最初はブラックコーヒーって言ってたくせに!
カレー食べるときに「ビールも一緒にのみたーい」なんて言って、豆千さんビアガーデンの人みたいになっちゃったじゃんか。


私も「ノンアルビールって・・ほんとにおいしいの?」と半信半疑でいただきましたが。これが本当においしい。
私がいただいた【ノンアルコールフレーバービール Bavaria 0.0% Lemon バヴァリア レモン】はオランダのビール。これ、ドイツにも売ってた!とおおはしゃぎ。


甘くてフルーティーなビールなのですが、チューハイとも違う。
きちんとのどごしすっきりだから、カレーに合う。甘すぎないけど口の中が程よく消されてうるおう一品でした。


実は、豆千さんは事前に微熱宅に本とビールを送っていました。当日までうちで冷やして、現地に運び冷蔵庫に直行、という計画でおりました。きちんと冷えていたかな?



「アサヒとかでよければ買って冷やしておきますが」と提案したところ、こだわりの輸入ビールがあるとのこと。お酒が好き、ビールが飲める書店でありたい、というお気持ちは以前より記事を拝見しながら承知しておりましたが、ここまで本気を見せてくれるとは!


ちなみに、本当は豆千さんはお酒を提供したかったと思うのですが、会場のルールでノンアルに。柔軟な対応はさすがです。


豆千さん、ありがとうございました。ごちそうさまでした!
お手伝いもありがとう。


一歩堂

本は読まなくてもいい―――。和める本屋がここに爆誕。活字を追わなくても、場を和ませることや人と人が関わることの重要性を教えてくれるコンセプトに降参しました。
さすがの一言です!

すきなだけ塗り絵していって!ガラスペンもなんでもあるよ(撮影:志麻さん)


ramさんが「この色鉛筆、不思議なの」と指をさして教えてくれました。1本の芯に複数色入っている珍しい色鉛筆をご用意してくれていたようです。


この動物だから、この色。そう決めてしまわずに気楽にささっと塗って色を楽しめる。塗るという行為自体を楽しめるように、との配慮。
可愛いぬいぐるみも展示してあり、作業を見守ってくれています。


場所としてはカフェのど真ん中。一番、人通りが多い場所なのに、なんだこの和みようは!と驚く本屋さんでした。
アユミさん、ありがとうございました!



📚


個展のゆくえ

私は3枚の絵を置いていたのだけど、たくさんの人たちとめちゃくちゃ語れて楽しかったです。


最後はみんな、ソファに座ってました(撮影:志麻さん)

絵から何を感じるのか、いろいろと教えていただきました。

なんか今までと全然ちがう。
今の微熱さんなんだな、って思う。
微熱さんに顔が似てる!


などなど。ちゃんと絵を見て考えてくれてるんだな、と嬉しくなります。


中でも、おお!ということに気づいてくれた方がいました。
それは失敗を消していないということです。


この絵で使う画材は、一度描くと完全に消せないという特徴があります。消しても、ちょっとのこっちゃったり、透けて見えたりしちゃう。
だから、失敗をそのままに上から描き続けました。


いままでは失敗を消していたんだよね。


そう言う私に、彼は「うん、それでいいと思う」と即答。
「線を消さないほうが全ての軌跡が見えるし、背景が重なることで3Dっていうか、作品が立体的になるんじゃないか」と言ってくれて、うおお、それだそれだ、と沁みました。あー、やっぱりこの方に話してみてよかった。


正直言うと。
楽しいだけで終わるべきイベントの中に、自分の要素を持ち込み過ぎるのってどうなんだろうってぎりぎりまで悩んでて。いろいろな人が「個展楽しみにしています」と言ってくれたから、もう後戻りできないって思って展示したんです。


最初、カフェに並べてるときも言い訳ばかりしてて。
「ちょっとこのカフェになじまないから、展示辞めようかなー」「場所がないんだよねー」なんてつぶやいて、予防線張りながらうじうじしてました。


そんな私を見かねたのか、ここに展示できるよ!と言わんばかりに電気スタンドのコードをぶち抜いて、場所を作ってくれたねむいねこさんにも感謝です。
結局、出してみてよかった。見てくれてありがとうございました。



🎨



ブックカフェの楽しみ方まとめ


差し入れを堪能する

みんな、たくさんありがとうね!(撮影:志麻さん)

手前のはBlueJamさんより梅風味のサブレ。サクサクで美味しい。
たくさんの駄菓子もいただきましたので、駄菓子ライブにて使わせていただきます!
かわいらしい苺の缶に入ったお菓子もいただきました。缶はあやしもさんのコーヒー缶とともに北海道にもっていくよ。



🍓


手を動かして楽しむ

くまさんのマクラメワークショップ会場。盛況です
(撮影:くまさん)


古本市のブースでマクラメのワークショップを開催してくれたのはくまさん。


くまさんは、時たまニュースを騒がせるような、いわゆるクマ出没!とは違って、とっても穏やかに現れ「微熱さあん~♡」と手をふってくれて、その場をほんわか温めつつ、底の方からじんわりと盛り上げてくれます。


前回は「くまさんがワークショップやります!」と私が呼び込みをしましたので、本を読む方とワークショップをする方が分かれた印象でした。もちろんそれも集中するよい時間がると思うのですが、今回は別の、ひとつのよいカタチができたなって思います。


それは参加したい人はその場で声かけてねというもの。くまさんのご提案でそうしました。


皆さんも知っての通り、noterさんはシャイな方が多いです。やはり文章を書く方々ですから、ご自身の世界を大切にされているんだと思う。だから私は「事前に集めておかないと、みんな見るだけで流れてしまうのではないか」と少し心配しました。


すると。じわじわ広がるマクラメの輪。ちょっとやってみようかな、と遊び心がくすぐられます。
手を動かして、少し話して。まったり楽しそう。みんなの表情がゆったり緩むのが見えて嬉しかったです。

くまさん、ありがとうね。今回も大成功ですね!


🐻


ちょっと休憩する

実は、お隣の店舗、アユミさんによる一歩堂もそうでした。

一歩堂の塗り絵ブース。また可愛いちゃんがいる!
(撮影:志麻さん)

彼女とは事前に打ち合わせをしましたが、本屋さんをやりたいというよりは「気づく人は気づく」「気づかない人はそれでいい」という一期一会を大事にした、本を読まない書店さんなのです。


(その割にはど真ん中に出店してくれていましたので一番目立っていましたねw)


絶対、この本いいよ!読んで!というよりは、本は二の次。塗り絵でもして和んでいってよ。楽しんでいってよ、のスタンス。
ちょっとシャイなら、ずっと人と話せないなら、ここで息抜きしていけばいい。そんな場所をブックカフェ内に展開してくれたのです。


どんどん、話して!楽しんで!と言い続けていた私にはない視点で、ありがたかったなって思います。みなさんは楽しんで盛り上がってくれたり、しっかり対面でお話ししてくれた様子でしたが、息抜きも必要だよね。そこに「一歩堂で塗り絵してくるわ」っていう口実があっていいと思う。


アユミさん、ありがとね。


この盛り上がりを見よ!手前がマクラメ教室、奥が塗り絵スペース
(撮影:ねむいねこさん)


🍵


抱きつく

これだけは直接会わないとできないことです。言葉でいくら「好き」といっても伝わらなくてもどかしい場合、ハグをするのが一番でしょう。

好きな人に会うとこういう笑顔になるのですぐにバレる
(撮影:ねむいねこさん)


前回のブックカフェでは、食欲があんまりないとのことでした。今回も無理はしないでね、といっておりましたがランチプレートもデザートも、コーヒーも全部楽しんでいただきました!


2回のハグ、嬉しかったです。次はバックハグに挑戦だ!←
お仕事も異動があったそうでお忙しい中、来てくれて本当にありがとう!また会いましょう。



🍰


かわいい親子と出会う

ミーハーな私は、新たな人と出会うのが好きです。

今回、まったく初めましてのお二人に会いました。noteで交流はなく、情報もほかの方の記事で知ってくれたようでした。実際、コメント欄に「楽しそう」と書いても本当に来る人はほとんどいません。が、この方は違いました。


「行きますね~」と当たり前のようにDMが来て、しかもお母様まできてくれました。こいつぁすげえのが来た!って少し身構えたっていう話をご本人にしたら


「私も根は人見知りで、どこへでも飛び込めるわけではないんです」とのこと。えーー!うっそだーー!というくらい場になじんでおりました。お二人が豆千さんとなにやら打ち合わせをしていたり、マクラメに挑戦したり、ビールとカレーを食べていたりするのを見るのが最高に癒しでした。


特に、お母様であるramさんのうさちゃん。ちいさな作品をかごの中に入れて大切に持ち歩いているのだそうです。


この後ろにいるうさちゃん。そしてお二人のマクラメ作品!

(撮影:志麻さん)


うさちゃんはすごくリアルなのに可愛くて、っていうかramさんが一番かわいくて優勝してました。マクラメをしているときのお二人の表情が、とくにゆったりとしていて。モノづくりや手を動かすことがお好きなんだなあ、と伝わってきました。


帰り際、今後のお話を少し伺いました。応援していますので、ぜひめいっぱい楽しんでください。そして「住まいが近いからご縁と思って来てみた」と言っていたのに「いつか微熱さんに会いに、北海道旅行できる日を楽しみにしています」と言ってくださり、度肝を抜かれております。私もです!


知り合えてうれしかったです。また一緒に楽しもうね!



🐰


アイスブレイカーとおしゃべり

私のイベントに必ず来てくれ、だれとでもざっくばらんに話し、場を盛り上げてくれる生粋のアイスブレイカー。


デザートをサーブしているときになぜか「微熱ちゃん、いま暇?」と聞かれ「いや忙しいよ!」と言ってしまいましたが、そのあとはきちんと絵の話、娘さんの話ができてよかったです。


娘さんが私の今回の絵を気に入ってくれたようで「ほしい」と。まだ幼いのに絵がわかるんだ、とおもって感動してくれたようで私もうれしかった。

たしかこの絵だった?この犬の顔が私に似てる!って言ってましたねw


趣味の編み物で、すてきな作品を参加者のみなさんにプレゼントしていました。やっぱりすごくギビングなんだよね。私も遠慮なく1ついただきました。すぐにこれを選びましたよ。


「お目が高い!」とほめられました。これは時間がかかるらしい。


事前に滋賀県のお店からこだわりのコーヒー豆を郵送で送ってくれていたり、おいしいといったらもっと大きい袋を送ってくれたり。私がnoteで愚痴ると「元気が出るから桃を買って食べなさい」とサポートしてくれたり。


「私、本のために来たんじゃないの。あなたの絵を見に来たんだよ!」っていうやつ、すごく嬉しかったです。いつもありがとうね。





さよならの時間です

恒例、ちょっぴり悲しい時間?と思いきや。まあ、さみしかったけど。

今回はやり切った!暑い中よくがんばった!っていう気持ちもあり、みんな遠くまでよく来てくれた!っていう気持ちもあり。体育祭の後みたいな爽快感と達成感でした。


よおし、明日からまた頑張ろうね!みんな、いってらっしゃーい!というお母ちゃんみたいな気持ちで送り出しました。


来てくれて本当にありがとうね!


いいキッチン、いい人たち、いい時間でした
(撮影:志麻さん)



ブックカフェは続かない


ブックカフェはこれでおしまいです。同じことを続けるのは嫌い、って言いましたよね。

4月のお花見で本を集め、5月に池袋で本格的に始めたブックカフェ。今回で2回目ではあるのですが・・・。

さらにパワーアップさせたいため今回で終了とします。


私がほとんど本を読まないのはみなさんもご存知と思います。

どうして本が好きでもないのにブックカフェをしたの?

それは、みなさんが本好きだからです。本や美味しいものを用意すれば、みんなが楽しめると思いました。みんなが好きなものを好きと言い合ってほしかった。


でも次回は、私が好きなものをお見せしたいと思っています。


今月に引っ越します。そしていずれは自宅のアトリエを解放します。私が普段描いているスペースに入り込み、直に作品を見られるようにしたいと思っています。


絵のことは詳しくないなんて言わないで、一回、真剣に見てみるとおもしろいです。絵は自転車と一緒で、頭を使ってもしょうがない。絵の前に立って左右に漕ぎ出せば、あとは何とかなる。そういうめちゃくちゃ単純なものです。


ご興味ある方は追ってみてください。北海道で待ってます。



またね!ばいばーい。(撮影:ねむいねこさん)


店主・微熱より



ブックカフェ「夏と文学」で学んだこと


愛してる

実はカレーが足りなかった!(撮影:くまさん)


まさかの誤算でカレーが足りない事態に!

ラストに提供したくまさん、みつまめさんには大変申し訳なかったのだけれどカレーなしのから揚げ定食になってしまいました。とにかくから揚げをデカ盛りするという暴挙にでましたが、
「全然うれしい」「から揚げ好き」
とかわいい笑顔で答えてくれました。うん、愛してるね。


かわいいついでに、みつまめさんに「目がかわいいね」「笑顔がいいね」とナンパを始める私。推しに褒めてもらえて照れる、と照れてるのもかわいい~!なのでもっと褒めて照れさせる。かわいい。


彼女は私のポスター作品を購入してご自宅に飾ってくれているのですが、その展示のセンスがすごく素敵で。うれしくてはしゃいで、友達になったという感じ。文章も立ち姿もしっかり芯があり落ち着いている。でも笑うと少女みたいにふわっと軽やかになります。

だから、帰り際に迎えにきてくれたご家族が彼女のもとに走ってきたとき、さっとお母さんの顔になったのを見てハッとしました。ああ、時間を作ってきてくれたんだなあ、と改めて実感。家族との時間を大切にする方。それでも、来てくれた。

本当にありがとうございました。また会おうね!


🍵


イケメンに告ぐ

そもそも私のnote記事を「MOROHAっぽい」と褒めてノックアウトしてきた時点で気づくべきでしたが、今後、微熱のイベントに参加するイケメンは事前連絡お願いしますね。
知ってたら私だってもっとイケメンで行ったのに!(謎)


次回は彼と、全校集会のあと呼び出されるレベルで勝負したいです。

透過率の高いサングラスは次回から禁止です(撮影:くまさん)


あらかじめ、ほかのnoterさんから「彼は悩みごとを聞くのが上手」と紹介されていましたし、ご本人も


人の悩みを美味しく食べたい


とおっしゃっていたので何か聞いてもらおうと思っていましたが、イケメンの前では悩みがなくなることを忘れていました。


ちなみにイケメンというのはちゃんとマクラメも塗り絵も楽しみます。みんなと仲良く話してスイカを食べて、絵を褒めてくれます。悩み相談にのり、珍しいコーヒー豆を差し入れ、打ち上げの焼肉にもいくものなのですよ。


実行あるのみです。みんな、一緒に頑張りましょう!
遠くから来てくれてありがとうね!



🕶


なんかすげえ人がいる


この方は参加者のなかで唯一、noterさんじゃないんです。noterさんが連れてきてくれたお友達なんですね。

普通なら「noteしてないから」ってやんわり断ったり、来ても馴染めずにすぐ帰っちゃったりすると思う。だから、ちょっと心配していたんです。どうやって会話を広げようか・・・。ブルブル。


それが、まったくの徒労でした。
彼は、オープン前にいきなり一人で現れたんです!え、お友達のnoterさんと一緒じゃないの!?そして、ひとり静かに佇んでいる。


ああ・・・絶対「はやく帰りたい」って思ってるはず。ブルブル。



しかし、時間が経っても帰るそぶりを見せない。顔色を変えず、noterさんの集まる海のなかをすいーすいーと優雅に泳ぐ感じ。
ときに、コッシー親子とカレーを食べながら談笑。豆千さんのビールで乾杯もしてましたね。
ときに、ふらっと本を読みに立ち上がる。本を真剣に選んだり、noterさんと本の話。

「スイカ、食べますか」「いいですね」「ブラックコーヒー飲めますか」「いただきます」「絵、見てくれましたか」「拝見いたしました」「ブックカバーとかどうですか」「いただきました」


もう、バターの上を歩いているような流れるやりとり。BTSもひっくりかえるほどスムーズ。
っていうか夏目漱石に出てきそう!(謎)


「絵、すばらしいですね」と話しかけてもらい、個展の話をしました。
アートに関するおしゃべりを楽しむってすごく難しいじゃないですか。知識を披露しすぎても嫌味っぽくなるし、「私は知らないから」と謙遜しても進まない。


でもこの方は、ちゃんと話します。大きなソファの上で安心してごろごろ転がるみたいに好きなように話し続ければ、ぜんぶ受け止めてくれる。ちなみに、彼は絵を描かないんです。でも頷くだけではなく、会話に滑り込む術がすごい。


この3点を並べました。ソファに座ってるみたいだねw(撮影:ねむいねこさん)


もう私、興奮してしまって「ついに捕まえたぞ!」って感じ。会場にひびき渡る大声でわけのわからないアート論を展開しました。


支離滅裂にべらべら話す私。それでも顔色一つ変えず、笑顔で聞いてくれてました。彼もまた、「ゴッホの自画像はドヤ顔じゃないからいい」「巨匠の描き方は学ばないけど人生からは学べる」と教えてくれました。


テーマからテーマへ。アートなのに難解じゃない。知識なのに無理がなく気持ちいい。すーーーっと移行していく感じです。


そして最後にぽつり、と。
微熱さんが描かれた牛は、ほかの二枚と少し違いますね。心境がなにか関係したように見えますが、ほんの少しだけルノワールを感じます。


結論:この人、やべえ人だ!(しつれい)


説明すると3時間くらいかかるから書かないけど、その通りだと思います。

もう後ろから羽交い絞めにしてでも連絡先を聞き出してやろう、と強気でしたが、結局はもじもじして彼のお友達にお願いするという中学生のようなことをしてしまいました。アユミさん、どうもすいません。



👀


なんかすげえ人がいる2

うちの旦那さんは社会不安障害で、とくに初めての人とほとんど話せないってご存じですよね。
いままで様々なnoterさんが挑戦してくれたにもかかわらず、一言も発しなかったですよね。
よくても「今回はすこし笑ってくれた」っていうレベルでしたよね?


だから外に一人で座ってたはず、なんですけど・・・

なんかフツーに会話してる人いるんだけど?(撮影:ねむいねこさん)


ちょっとあいさつ程度かとおもったら、数十分がっつり話してる。夫は相手とぜったいに目を合わせないはずなんだけど。


どういうマジック使ってるのこの人?(撮影:ねむいねこさん)


いや、私でも目合わせてくれるまで10日くらいかかったけど!
もしかしてマジシャンとかやってる人?

あとで「話せたの?大丈夫だった?」と夫に聞いたところ「すごくたのしかった。また話したいな」と。「え!?何の話したの?」というと、ベルリンの話とか、だそう。



社会不安の人たちは、専門的な話はできてもスモールトークができないという特徴があります。だから、仕事の話はできるけど「今日の天気は」とか「どこ出身ですか」みたいな話ができない。


質問しすぎもダメ、一方的に話し過ぎもダメ、でだんだん黙り込んで怒っているような表情になるので「あれ、不機嫌なのかな」という印象を与えます。

ご本人に「夫、大丈夫そうでした?」と聞くと「え、楽しかったですよ。ベルリンの壁の話とかしちゃいました。なんでですか?」と気づいていない様子。この人SUGEE!


シャッターを秒で下ろすタイプの夫に、シャッターの外からでも話しかけるタイプの人です。こういうの、すごいと思います。見習います。



🍦


スイカの正しい食べ方

ミニスイカを買ったので、15時のおやつにみんなで食べました。

みんな、スイカの時間だよ!🍉(撮影:くまさん)


一人でいたので「スイカ一緒に食べない?」って誘ったら「スイカの正しい食べ方がいまいちいわからないので」とやんわり断ってきた人!

何を言っている!こっちへきなさい、と引っ張ってきて食べさせました。


種は先にほじる人、あとでぷっと吐き出す人、食べちゃう人。いろいろいるんだねえ、と話しているうちにその方も食べ方をマスターしたようです。最後は

1つ目のスイカは甘くておいしかったが、二つ目はまるで水を飲んでいるようだ

と辛らつなコメントをしていたので「なんだと!」と2つ目のスイカをたくさん食べさせました。
冷えてて美味しかったね。


一回「さようなら」とカフェを出たのにまた戻ってきて、みんなで焼き肉いったらしいね。楽しめて何よりです!差し入れのお菓子、たくさんありがとうね。


🍉


かわいいって言っちゃダメかな

くまさんが書店で駄菓子を出すと知って、ちらりと見ると。私の大好きなキャベツ太郎が!


うふふ~♪楽しみ~♪と近づいていただこうとしたら、なんと!お隣からさっと取られてしまいました。

ああ、キャベツ太郎よ。いつかの日まで(撮影:くまさん)


最近プールでとっても健康的な日焼けをして、元気いっぱいの彼です。パパがTシャツの背中をぺろん、とめくって見せてくれました。本当にきれいにこんがり焼けているー!


プール楽しいんだね。私はカナヅチで、プールの授業は苦痛だったよ・・!泳げる人はうらやましいです。


彼はとってもかわいくて、たまにチラっと私を見ています。そっぽを向いて、そのうちじーっとみて、また目をそらしてしまいます。


これくらいの年頃の時、「かわいい」というと男子は嫌がるんだ、と弟が言っていたので言わないように気を付けました。でもかわいかった!

お子様がいる場合、途中で疲れてしまって帰るかなと思っていたんだけど閉店までしっかりいてくれました。みんなでお見送りをしたとき、うれしかったです。気に入ってくれたならいいなーって思う。


アイスコーヒーの差し入れも、本当にありがとう。いただきます。
豆はたくさん来るだろうから、リキッドを差し入れるっていう彼らしい気遣いでした。
来てくれて本当にありがとう。息子さんにも、遠出を許してくれた奥様にもよろしく伝えておいてね。



🌞


世界で初めての先生

ええ!と驚いてしまった。彼女は昔、国語の先生だったそうです。

なぜ驚いたのかというと、私は過去に先生という人たちに好かれたことが一度もないから。


右奥に見えるお一人様席で本を読んでいたりカレーをたべたりしてくれました
(撮影:志麻さん)


先生に好かれる子っているじゃないですか。頭いいとか学級委員するとかはもちろん、先生がとくに気にかけてる生徒っていうか。慣れ慣れしく呼んだり、ちょっとからかったりしても先生は怒らない。


大人とちょうどいい距離感をもつ器用で頭のいい子。私はそういう子にちょっとあこがれていたと思います。


彼女は最初に挨拶してくれた時から、私のこと好きでいてくれてるんだってすごく伝わってきて、思わず腕をすりすり触ってしまいました。「あー、生の微熱さんに会えたからもう悔いはないわ」とへっへっへ~♪と笑っていらっしゃいました。この笑い方が好きなんだよね。


あとで参加者さんが送ってくれた写真をみて納得しました。おそらく彼女が帰る時のもので、みんなや私に向けて背筋を伸ばし深々とお辞儀をなさってるんです。

えー、でも驚きです。私を好きになる先生っているんだね!先生ってみんな、できる子が好きなんだと思っていた!



だから彼女は世界で初めて、私を好きになってくれた先生です。なんかすごく自分が誇らしいって思えました。遠くから来てくれてうれしかった。次は私がそっち行きたいな。彼女が住んでいる土地、私はすごく好きで憧れがある。旅行いったら、いっしょに海か寺か、行きましょう!



🐼



親愛なるマネージャーへ


彼女は顔も爪もとっても可愛いんですが、マネージメント業はしっかりやります。おしゃべりもしないし、ご飯を食べたら一人時間をすこし楽しみ、必要な時にささっと動きます。
すごく頼りにしています。


イベント後、ラインがきました。楽しかったよー。素敵な時間だったよー。はもちろん言ってくれるけど、改善点もちゃんと言います。私が直前のキャンセルが多く出たために予算繰りが難しかったとちらっと話していたんです。


「キャンセルがあることを前提に企画すること。出ても慌てなくていいように、儲けが出る金額を最初から設定すること。その儲けでキャンセル分を埋めたり、次の企画の準備や練習ができるようにすること。」


ちなみに、ほかの人から言われたらふつーに腹立つと思います。私だってこれだけやったんだから、認めてほしいって思う。彼女に言われると全然そう思わない。ただの個人的な意見じゃなくて、私のことをよく考えて言ってくれることを知ってるからです。


また、イベント用の財布の中に、多めにお金が入っていたので尋ねると「練習した食材分も合わせるとプラスにはなってないだろうから」と、こっそり寄付をしてくれたようでした。
気を遣わせてしまった上に、たくさんお手伝いしていただきました。


彼女はバシッと言ってくれますが、別に私に厳しくしたいわけではないのです。むしろ、人ばかり優先しないで自分を大切にしていいよ、自分の都合を言ってもいいんだよ、ということを毎回伝えてくれています。言うだけではなく行動で教えてくれます。


無理なら無理って言ってもいい。
みんなでやるものだから一人で背負い過ぎなくていい。
自分も優先して、それで離れていくなら離れていけばいい。


そういうことを教えてくれています。
だから大好きなんです。そして頼りにしている。



「ご家族とどうぞ」とおいしいかまぼこと甘いお菓子をくれました。いつも、うちの家族のことを気遣ってくれます。みんなが集まる場所を企画して作ってくれてありがとう、と言ってくれます。その場だけじゃなくて、準備や片付け、そのあとのことまで全部見てくれる、視野が広い人です。


いつもありがとう!



最後まで読んでくれてありがとうございました。みんなに会えてうれしかった、また会おうね!

微熱



👋




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