ポケチキいかがですか|自分軸を取り戻す日
ごめんなさい、今日はファミチキが食べたいんです
と口をついて出て来た。自分でもそんなこと言うつもりはなかった
このファミマの店員さんはいつもとてもフレンドリーで、うつむきがちな私にも他のお客さんと同じように接してくれる。
いつもありがとうございます。いま、ちょうどポケチキが上がったばかりなんですが。微熱さん(名前を覚えられている)いかがでしょうか。
しかも今日はファミチキが売り切れていてホットスナックコーナーは空だった。注文すれば、店員さんは新たに揚げなければならない。こう言われてしまうとポケチキを食べなければ、なんだか悪いような気がして。
じゃあ・・・いただきます、はい。
といってしまうところ、今日はなぜかファミチキを頼めた。
まず謝って、そして自分の意思を正直に伝えることができた。
いつもなら、いくつかの選択肢が思い浮かぶ。謝るべきか、普通に無視してファミチキを頼むべきか、はたまた黙ってポケチキにするか。
選択肢はぐるぐると駆け巡り、でも急がなきゃ、ともう一人の私がいう。
黙っていたら変な奴だと思われるよ
店員さんが迷惑してるよ
他のお客さんも並んで待ってるよ
せっかく優しく勧めてくれてるのに断るなんて・・
そして間違ったことを言う。
「じゃあ・・・いただきます、はい。」
そして、後で後悔する
でも今日は違った。
店員さんは、いつもと違う私を見てがっかりするんじゃないか、驚くんじゃないか、とひやひやしたが
私はファミチキが食べたいから仕方ない、と開き直る自分もいた。
すると店員さんは
そうですよね、ファミチキ美味しいですよね!と言って、新しく揚げてくれた。
あつあつのファミチキを持って、私は有頂天だった。
私はそれを近くの公園でサクサク食べてご満悦だった。
私の頭の中には「優しくしてくれた人を裏切るような真似をしてはいけない」という固定概念があったと思います。
「簡単に断ってはいけない」とそれはいっていました。「そのためなら自分が犠牲になるべきだ」と
チキンくらいで大げさな、と思うかもしれませんが、これがチキンだろうが生死に関わる大事態だろうがおなじです。今回は、いわゆる自分軸というのがうっすら見えてきたみたいで。なんだか、こわいものが一つ減った気分なんです。
(๑˃̵ᴗ˂̵){さいごに
はじめまして&いつもありがとう♡今日は平熱になれた微熱です。
最近気軽にコメントくださる方が増えてとても嬉しいです。感謝してもし切れないくらい嬉しいです。良い一日を!