ネガティブな友達は捨てろっていう人
白いピアノの写真があるから みんなに見せたくなった
これは友人のピアノで、家によく泊まってあそんだ
中学1年で友達になり、高校卒業までよく出入りした
部屋にテーブルがないので、いつもピアノの上において食べた
この家のお母さんは肉のスープが得意
ネギが丁寧に切られている。鋭くて、万年筆の先みたいでとても気に入っていた
『時計じかけのオレンジ』をみてぎゃあぎゃあといった
ありえない!ありえない!と叫んだ
他にもたくさん映画を見た。彼女のおかげでアメリカ映画の虜になった
啓発本
素直に読めれば面白いのかもしれないけれど、どうしても私なりのなにかが頭をもたげて最後は疲れて閉じてしまう。
先日、本屋で人を待つ機会があり、苦手とはわかっているのに開いてしまった。
ぱらり、
知らないのが珍しいくらいの、とても売れている本らしい。
意識高い新進気鋭の人々が帯コメントを炸裂させている。
どのように成功するかのルールが書かれていた。幸せになるルール。
それは売れるだろうな。みんな成功したいから。私だってしたい。
本の中で一つ、強く言っている文句があった
「ネガティブな人の近くにはよるな」というものだった
「ネガティブな友人は不要。切り捨てろ」
そうそう、言い忘れましたが、わたしはネガティブです。
ポジティブなことはほとんど言わないし、思いもしません。
ただ、わたしの、ほんの数人の友人たちは「友達でよかった」と言ってくれる。
一人は、いつもの体調不良で結婚式を欠席したわたしをゆるしてくれた。
もう一人には何度も叱られた、わたしもその筋合いはないと腹を立てたが、気があうのでいつも一緒に笑う。
さらにもう一人は、わたしも変だから、といってニヤニヤしている。
彼らはつまり、成功しない人々ということになる。
ネガティブな人と日々ラインでやりとりして、たまに沖縄料理とか食べてヘラヘラしている。
この人たちが、成功して幸せになるはずがない。
おそらく10年ほど経てば、
友人を、ポジティブかネガティブかという自己判断で切り捨てた優秀な人々と比べ非常に劣った生活をしていることだろうな。
でもわたしは、そのような友人が地の底に落ちても、必ず助けるつもりだ。なぜならそれが友達だからです。