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日常にスパイスを
ども、こんにちわ。イライラしていると、たまに耳鳴りが聞こえてくるスッキーです。
自分の気持ちを知る
様々な自分の気持ちを知るための本を読んでいるせいか、自分の気持ちを客観視できるようになってきました。最近のイライラも自覚できるようになり、その時も耳鳴りが聞こえてきて、「あ、今イライラしているんだな。」って冷静になれるきっかけになっています。
そんでもって、その日自宅に帰ったときに、「あの時なぜ自分はイライラしていたのか?」と振り返るようにしてみました。それは
自分のやり方は正しいけれども、別のやり方もあることを知るきっかけになっている。それを素直に受け止めなさい。
という忠告を含んでいることが分かりました。さらにいうと、
実際にやってみて、全然できない。できない自分にイライラする。
と根本的なイライラの原因が明確になってきました。
つまり、誰かから言われた指摘に対してイライラしているのではなく、できない自分にイライラしているということなのです。
そのことを理解できたときはイライラから一変、とても嬉しくなりました。
「うわ!やべっ!新たな自分を知ることができた!」
って内心思っていました。
過去の経験は消えない
過去にできないことを馬鹿にされた経験はないけれど、自分自身が恥ずかしいと思ったことは何度もあります。それと、少年野球時代にバントの練習を毎日やっていたのにもかかわらず、試合にできなかった時、中学野球時代に守備練習を毎日やっていたのに外野フライが取れなかった時。双方ともに監督に「何しとんやっ!」って怒られた記憶は微かに残ってます。
10代の辛い経験は何年経っても消えないってことですね。しかし、今振り返って同じように辛いと思うかは違うと思います。様々な失敗を重ねてきて何度も怒られた経験がある人は「怒られ耐性」が付いているのです。
それが良いか悪いかは、また別の問題ですが。
辛い経験(ピンチ)は活用のネタになる(チャンス)
10代の辛い経験をしてから、自ら進んで何かをする、新しいことに挑戦するということを控えていました。「自分が何かをしたら、また失敗して怒られる」という方程式が成り立っていたからでしょう。当時はそれが全てでした。家庭が全て、友達が全て、自分のクラスが全て、学校が全て、校区が全て、みたいに自分と関係の深いエリアが世界の全てと思っていますから、その中で何か違うことをしたり、失敗したりするとその情報はすぐに拡散されていきます。そして恥ずかしい思いをしてしまうのです。
しかし、そんな時代を乗り越え、エリアの外に出てみると、不思議に捉え方が変わるのです。
ボクは引越しを5回経験しました。京都、兵庫、鹿児島、福岡(2回)と住む場所を変えました。さらに、転職を6回ほど経験しています。
住む場所、働く会社、各々がマイルールを持っており、それに慣れてくると過去の恥ずかしい経験が薄れてきます。不意に同じ状況になっても、たとえ同じ過ちを犯しても、その後の精神的ダメージは少ないです。
そして「次はどうしたらいいかな?」って考えるようになり、例えば友達や会社の人に相談したり、今ではSNSという便利なツールがありますから、それを使って「自分の辛さ」を和らげることができます。
辛いは蘇る。けれど恐るるに足らず
慣れというものは良い意味でも悪い意味でも怖いもので、経験を重ねるにつれて恐怖心が薄れていきます。言い換えると恐怖心よりも挑戦心が上回っていきます。「こうしてみたらどうだろう?」「これを辞めてみたらどうなるだろう?」なんて考えながら妄想している自分が時折出てきます。
いつもの帰り道、例えば
電車を1本遅らせてみる。
違う車両に乗ってみる。
1時間遅く帰ってみる。
30分速く帰ってみる。
違うルートで帰ってみる。
違うスーパーで買い物をしてみる。
そして少し情報を疑ってみる。
などなど、普段と違う、慣れから離れた行動をしてみると必ず辛い経験をすると思います。
1時間遅く帰ったら次の日に寝坊した!
30分速く帰って違うスーパーで買い物したら値段が高く、さらに美味しくなかった!
いつも通り取引先からの注文を処理していたら、納期が既に過ぎていた。(実は取引先の入力ミスだったり)
そんな経験ができればつまらない日常なんてやってきません。イライラもその中の一つなのです。
人生に刺激の強いスパイスを加えると、意外と楽しいかもしれませんね。
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