【体験談】ウクライナ難民を受け入れているチェコの現実
どうも、ベロニカです。(@verodesu)
前日、ある投稿をFBで発見した。
チェコの東側にある、オロモウツという町に住んでいるチェコ人男性の体験談だ。
話をまとめてみると、難民の事情が分かり色々サポートをしている人たちと、難民に金銭的な支援などをしている政府と難民への怒りを持っている年配の方についての話です。
考えさせられる話なので、本人の許可を得て、翻訳して投稿させていただく。
こういう話はチェコとかスロバキアに限らないと思う。
だけど、特徴として、特に社会主義を体験したことのある年配の方は、こういうところがあるというのは事実。長年、食料品や商品不足で、必須品が買えるためにお店が開店する前から、長い行列ができていた。バウチャーが無ければそもそも買う権利がないという時期もあったみたい。土地とか持っている人から、政府がすべてを奪ったりした…
だから、こういう嫉妬心が分からなくもない。が、時代は変わった。きっと、昔困っていた時、助けてくれる人がいれば感謝していたんだろうけど、いなかったよね。それで、文句をいうのも、いつの間にか、国民性になってしまっていた。
しかし、当時を体験していない若者はもう違う。文句はいうかもしれないが、このようにワガママではない。ワガママなバカがいるだろうけど。
全てを変えるのは、私たちにしかできないことだ、と改めて感じる。
うちの妹のクラスにウクライナ人が来ていて「めっちゃ仲良くなりたい!」と言ってくれたとき、お姉ちゃんはすっごく嬉しかった。翻訳した話を始めて読んだ時も、訳していた時も、泣きそうなぐらい嬉しかった。
人類は人間性を忘れちゃダメ。助け合うべきだ。
今は、ウクライナ人が困っているけど、未だに平和の世界を生きている私たちもいつか困るかも。そのとき、助けてもらいたいじゃない?恩返しという意味でじゃなく、同じ人間として、助け合う必要がある。そうでないと、意味がない。
そして、困っている人を嫉妬するのが、バカバカしい。
話が変わるんだけど、「難民が俺らから仕事を奪っている!!」と騒ぐ人が世界のどこに行ってもいる。しかし、お金も名誉もコネもない上、言語すら喋れないかもなのに、仕事に就くことができるなら、その人の凄さの証拠だ。知識があるとか、努力家だとか。そんな人を恨んでいる人って、たぶん努力せず口を動かしているだけだ。いつまで経っても不幸なままだ。
なぜこの話をしたかというと、少子高齢化が進んでいる国が多い中、安い給料で大変な仕事をしたくない人がたくさんいるため、どうしてもAI化、ロボット導入、海外からの人材が必要になってしまう。
仕事を奪われた、という人がどう考えても、努力せず、勉強もせず、情報収集もせず、もらったものの中で生きているだけだ。自分の快適な空間から一歩も踏み出さない人なんだろうね。
今回は、数円の支援で文句を言う人は、きっとそのうち、仕事奪われたというに違いない。残念なことに。このエネルギーをもっといい方向に注げば、どれだけいいことができたんだろうと思うと、とても残念な気持ちになる。
私たちには、選べる権利がある。どうなりたいか、どのような人になりたいか、という力がある。
あなたはどう?