MIAD01製品レビュー
こんにちは、
あるいは、初めまして
Verneです。
何も知らない人の為に自己紹介
Verne(ヴェルヌ)と申します。
noteにて音響(イヤホン)、スマホを中心とするガジェットの製品レビューを行っています。
イヤホンの累計購入数は50を超えるほどイヤホンが好きです。
推しのメーカーはMoondrop,Nothingです。
今回は、MIAD01の製品レビューということで
音響好きは知らない人はいない程有名な水月雨(Moondrop)が手掛ける初の音響スマホMIAD01の製品レビューを行っていきたいと思います。
製品詳細は公式より確認ください。
まず、総括から
スマホとして使うには微妙だが
DAPとしては文句なし
以下に感じた、長所と短所を示します。
長所
Android DAPとしては高い性能(スマホとしてはちょっと不満)
3.5mm & 4.4mmジャック搭載
CS43130 DACを2基搭載
256GBストレージ、microSDカード対応
6.7インチの大画面
5,000mAhバッテリー
5G対応
短所
質感が安っぽい
楽曲切り替え時にノイズが出る場合あり
音響機材としてはいいが、スマホとして微妙
カメラ画質は公式声明通り微妙
Google Play 等プリインストールなし
ケースの販売がない(公式、非公式ともに)
では早速書いていきましょう!
商品到着~開封まで
製品の化粧箱には、水月雨らしさを前面に押し出した
かわいい女の子のイラストが大きく描かれています。
裏面の2か所のテープを外して、開封すると
左側にスマホ本体、右側に付属品が見えます。
早速、本体を取り出してみましょう
すると、最大の特徴ともいえる
スマホ上部に4.4mmのイヤホンジャックが見えます。
(画像右上のような構造です)
本体の材質がプラスチックなのもあり同価格帯のスマホからすると
少し高級感が欠ける印象を持ちますが、それを補って余るほど4.4mmイヤホンジャックの存在感があります。
早速、起動
起動するとAndroid MOONDROP とオレンジ色の表示が出ます。
その後、少し待っているとホーム画面が出てきます。
(初期設定の方法は今回は割愛します。必要あればコメント等で教えてください)
初期設定、起動が完了すると
Moondropオリジナルのアイコン、壁紙、標準アプリ+α数件音楽専用アプリがダウンロードされています。
見た目
Pixel 8aとMIAD01の比較を行いたいと思います。
Pixelと同様にカメラ部分が浮き出た構造になっており
斜めに入った線により少しざらざらした手触りのスマホです。
サイズ感は少し大きいスマホといった認識ですね。
音楽専用機材としても大きい部類ですね。
MIAD01 レビュー:
ハイエンドオーディオプレイヤーレビュー
音響好きにとって、音質は妥協できない項目の一つですね。
MIAD01は、その期待に応えるべく設計されたハイエンドオーディオプレイヤーです。
以下に、MIAD01のデザイン、音質、機能、バッテリー、ソフトウェアなど各種特徴を詳細にレビューしていきます。
デザインとビルドクオリティ
デザイン
MIAD01のデザインは、シンプルです。
背面を見ればこういった訳が誰もが納得できると思います。
縦長の形状と適度な重量感があり、持ち運びやすさも兼ね備えています。ディスプレイは6.7インチ液晶画面で操作しやすいです。
ボタンの配置も使いやすく、操作性を向上させる工夫が施されています。
ビルドクオリティ
フレームにはプラスチック素材が使用されており、
耐久性には問題ありそうですが、デザインはいいですね。
背面の凹凸は手になじみいい感じです。
スペック
Mediatek Dimensity 7050 Ram12GB 保存容量256GB
スマホとして使うことも考慮してantutuスコアも計測してみました。
結果は、55万点ほどでした。(冷却環境で58万点でした)
ミドルエンドのスマホといった感じでしょうかね。
スコアが倍近くあるスマホをメイン機(Nothing PHone2)にしてたのもあり少しもっさりしているように感じました。
原神をインストールして動かしてみたものの音はいいが画像処理が追い付かないのか少しカクツキ、快適とは言えませんでした。
ディスプレイ
ディスプレイは6.7インチの側面がラウンドエッヂの有機ELとなっており
120Hzに対応しています。
個人的にはもう少し小さくてもいいのかなと思ったりします。
(ほかのデバイスが小さく慣れているため)
Nothing Phone2と比較しても若干でかく感じました。
音質とオーディオ性能
DACとアンプ
MIAD01には、ハイパフォーマンスなDACチップと専用アンプが搭載されており、これにより非常に高い解像度とダイナミックレンジを実現。
具体的には、CS43130 DACチップを採用しており、
より高品質なオーディオ再生が可能です。
アンプ部分には独自の設計が施されており、出力も十分です。
これにより、ヘッドホンでも余裕を持って駆動することができます。
100段階の微細な音量調整が可能となり、便利です。
音質
今回は、Moondrop blessing2を使用して確認しました。
音質に関しては、低音から高音までバランスが取れており、各音域がクリアに再生されます。
低音は力強く、他の音域を侵さない程度に抑えられており、
ミッドレンジは暖かく豊かな表現を可能です。
高音域は非常に透明感があり、ディテールがしっかりと再現されます。
これにより、クラシック音楽からロック、ポップス、ジャズまで、幅広いジャンルでその性能を発揮します。
印象としてはYOASOBIなどの女性ボーカルの楽曲が綺麗に聴け楽しいかと思います。
元々、Moondropは高音域に力を入れているチューニングをしている
製品を多く制作、販売している企業なのもあり
らしさを強く反映した製品になっています。
ハイレゾ音源対応
MIAD01は、ハイレゾ音源(最大48bit/192kHz)に対応しており、細部まで忠実に再現された音楽体験が可能です。これにより、オーディオファイルにも満足のいく再生環境を提供します。
再生している音の質をリアルタイムで表記してくれる機能がありました。
(インスタグラムが意外と音質よかったことに気が付けたのがおもしろかったです)
機能と接続性
接続性
MIAD01は、3.5mm、4.4mmステレオミニジャックとUSB-Cポートを備えており、多様なヘッドホンやイヤホンに対応できます。
また、Bluetooth 5.0にも対応しており、ワイヤレスでの音楽再生も可能です。対応コーデックは、AAC、aptX、LDACなど、多岐にわたります。
アダプタなしで4.4mmケーブルが使えるのがいいですね。
ストレージ
内部ストレージは256GBが標準で搭載されており、MicroSDカードスロットを備えているため、最大512GBまでの拡張が可能です。
再生機能
MIAD01は、多彩な再生機能を備えています。ギャップレス再生やクロスフェード、イコライザー設定など、ユーザーが細かく再生環境を調整できる機能が豊富です。
また、プレイリストの管理やアルバムアートの表示もサポートしており、視覚的にも楽しめるインターフェースです。
バッテリー寿命
バッテリー容量と持続時間
MIAD01は、5000mAhのバッテリーを搭載しており、一回の充電で約9時間の連続再生が可能です。
使い方によるかもしれませんが、1日使う分には問題なく使えそうです。
急速充電
USB-Cポートを通じて急速充電が可能で、約1.5時間でフル充電が完了します。急速充電に対応しているため、バッテリー残量が少なくなっても短時間で充電を済ませることができます。
ソフトウェア
ユーザーインターフェース
MIAD01は、Android 13.0をベースにしたOSで
Pixelに近いようなカスタマイズがなされています。
アプリケーション
標準のミュージックプレイヤーアプリは使い勝手が良く、豊富な機能を提供します。再生リストの作成や曲の検索、イコライザー設定など、多彩な機能を簡単に利用できます。
THE 中華のスマホと感じますね。
(realme を買ったときを思い出しました。)
Google Play Storeはプリインストールされておらず
アプリは別方法で入れる必要があります。
(手動で入れる必要があります)
アップデートとセキュリティ
ソフトウェアのアップデートも定期的に提供されており、
新機能の追加やバグ修正が行われています。
高頻度で振ってくるので追いかけてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
MIAD01は、音質、機能、バッテリーの全てにおいて非常に優れたハイエンドオーディオプレイヤーであるもののスマホとしては微妙というのが総評です。
長所:
シンプルで実用的なデザイン
卓越した音質とハイレゾ音源対応
豊富な接続オプションとストレージ拡張性(SD対応)
長時間のバッテリー寿命と急速充電対応
100段階の音量調整
短所:
スマホとして使うなら少し重たい
カメラがいまいち(アプデによる改善を望む)
重めのゲーム等はできないと思った方がいい
MIAD01は、音楽愛好家や音響好きにとって理想的なデバイスであり、
その優れた性能と多機能性からDAPとしては非常に高い評価です。
音質にこだわりたいユーザーにとって、MIAD01は間違いなく魅力的な選択肢となると思います。
個人的にはカメラをはじめ、要改善箇所が多くある為
日本での販売があるようなので、それを待ってもいいかもしれませんね。
(続報が一向に出ないので少し気になりますが…)
はやく手に入れたい方は
HIFIストアより 購入が可能です。
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今回はこのあたりで
また、必要に応じて加筆修正したいと思います。
それではまた!
↓今回のレビューと関係ないですがプライム先行セールの対象品みたいです。
視聴してよかった機種なのでよければ試してみてください。
Verne 2024.07.15