#233 東南アジア旅行24日目!(ジェンダーフリーを体感したチェンマイ)
ホテルにバイクのレンタルを
お願いしていたのですが、
到着を待っているより、
ショップまで取りに行った方が
早く借りられるようだったので、
開店の8時に合わせてお店へ。
しかし、お願いしていた
スマホホルダーが付いていない…。
初訪問の土地で走るのに、
ナビが使いにくくなるのは致命傷。
ということで、急遽予定を変更し、
徒歩で周辺散策することにしました笑
こんなことができるのも、
一人旅の気ままで良いところですね。
まずはカオソーイの有名店、
カオソーイメーサーイで、
定番のチキンカオソーイと、
激甘のタイミルクティ―を。
カオソーイとは、
タイ北部の郷土料理で、
ココナッツ風味のカレーヌードルです。
激ウマ!というわけではないのですが、
日本人好みのやさしい味わい。
盛りが少なめだったので、
ムーピン(豚の串焼き)を食べに行きます。
早朝からおばちゃんが
黙々と焼いている屋台なのですが、
激安(6バーツ)&激ウマゆえに、
地元の人たちの行列が!!!
ムーピン5本とカオニャオ
(もち米を蒸したもの)で140円!
これは近くに住んでたら毎日通うレベルですね笑
腹いっぱいになったところで、
また少し歩いて近場のカフェへ。
アカハマコーヒーの本店にやってきました。
タイやベトナムの山岳地方は、
実は中南米と並ぶくらいの、
コーヒーの産地なのです。
そんなタイ北部の少数民族、
アカ族の方が生産している
コーヒーを扱うのがこのお店。
ピーベリーと呼ばれる
希少な豆を試してみたかったので、
普段はカフェなど行かないのに、
来訪した次第です。
本来コーヒー豆は、
1つの実の中にコーヒー豆となる生豆が
2粒向き合うように入っているのですが、
実の中に種子が1つしか入っておらず、
丸い形をしたコーヒー豆をピーベリーと呼びます。
2つに分けられるはずだった栄養素が
1つの豆に注がれることから、
通常のコーヒー豆よりも
油分や必須ミネラルが多く含まれているとのこと。
ピーベリーは、
1本の木から5〜20%の収穫量で、
1粒ずつ目視で選別するため、
機械式の大量生産ができないんです。
さて、肝心のお味ですが、
焙煎も僕好みでクセのない味わいだったので、
土産にも買うことにしました。
その後はいくつかの寺院を巡りましたが、
特に印象に残っているのは、
ワットチェディルアンですね。
旧市街の中心部に建立されたこの寺院は、
チェンマイ最大の仏塔を備えています。
内部の金色の仏像も立派なのですが、
この仏塔は、
アユタヤの仏塔にも引けを取らない見事さです!!!
仏塔の修復には日本が支援をしたようで、
何だか親近感がわきますね。
敷地内で目を引く大木は、
チェンマイの街を守る御神木らしく、
この木が倒れると、
街が滅びるという言い伝えがあるそうです。
人々からの信仰が厚い場所なのでしょうね。
寺院散策の途中でジョーク(タイ式おかゆ)を食べつつ、
ガイヤーン(鶏肉の炭火焼)とビールを仕入れて、
ホテルに帰還!
走破した歩数は30000歩!
さすがに疲れました・・・。
ガイヤーンをつまみにビールを飲んでいたら、
いつのまにか寝落ち笑
起きたら21時をまわってしまったので、
どうしようかなぁと思ったのですが、
歩いて15分ほどの距離に、
クラブがあるようなので、
東南アジア旅行最後の夜は、
チェンマイのローカルクラブに
突撃することにしました!
チェンマイのクラブは、
日本のクラブのように
広いダンスフロアがあるのではなく、
各グループごとにテーブルにつき、
グループごとに踊りつつ盛り上がるスタイル。
つまり、一人旅の僕は完全にアウトロー笑
まぁ、それでも良いかと思って、
店内に入ったのですが、
少し歩いたところで、
若者の集団に笑顔で挨拶を受け、
そのまま一緒に飲むことになりました!笑
終始盛り上がっていて楽しかったのですが、
一つだけ困ったことがありまして、
隣の男性
(タイ国際航空のキャビンアテンダントの方でした)が、
やたらと僕のことを褒めるのです。
韓国の俳優に似ていて、
とてもセクシーだと言われ、
まぁ、まんざらでもなかったのですが笑
途中から手を握られ、
熱い抱擁を求められたので、
流石にこれはおかしいなと笑
グループの一人に、
「彼はもしかして、
トランスジェンダーなのか?」と聞いたところ、
その通りとのこと。
というか、
そのグループの半数が、
トランスジェンダーの方たちでした!
これはきちんと伝えなければならないと思い、
その男性には、
「僕はあなたと友達にはなれるけれども、
恋人にはなれない」と伝えたところ、
なんと、泣き出してしまいました・・・。
もしかすると、
僕がそのグループに招かれたときに、
僕がトランスジェンダーなのかどうかを
聞かれたのかもしれず、
僕の拙い英語力のせいで、
理解できなかった可能性があります。
悪気はなかったにせよ、
申し訳ないことをしてしまいました・・・。
やっぱり、もっと英語力を磨かなきゃなぁ。
クラブ内には
レディボーイの方もいらっしゃいましたし、
改めて、タイは
ジェンダーフリーが進んでいることを体感。
その後もグループで楽しく過ごさせていただいて、
クローズドまで一緒だったのですが、
さすがに飲み過ぎました・・・笑
さてさて、そんなこんなで、
旅行最後の夜は、
歌と踊りとお酒で更けていくのでした・・・。