CLS高知に参加したぜよ(高知来訪編)
などとは現県民は言いません。私は高知県出身で18年前後高知県に住んでいましたが「ぜよ」と喋る県民を見たことがありません。メディア等で描かれるステレオタイプな高知県民像と実際には結構乖離があったりはします。(※1)
CLS高知とは
さておき(余談が過ぎましたが)、CLS高知(本編)に参加してきました!
CLS高知とは
コミュニティリーダーズサミット(CLS高知)は、従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」で活躍する人たちが、"課題先進県"と言われる高知で一堂に会するイベントです。 (中略)今、急激な人口減少や、地方における様々な難局に対して「答え」を出していくのも、従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」がベースになっていくでしょう。 全国で活躍する皆さんの参加をお待ちしています。
というイベントです。
参加の目的
実際地方では人口が減少しています。弊社サテライトがある和歌山も例外ではなく、近畿地方で唯一人口が減り続けていると言いますし(※2)、何より高知県出身である私(=筆者)が肌感覚として毎年感じています。
「全国で活躍する皆さん」には到底遠い私ですが、ゆくゆくはそれになりたい…いやならなければ…!そしてそのために、既に「全国で活躍する皆さん」が、「どのように課題を解決したか」から学べることは多分にあるでしょう。
また、本イベントには『ワーケーション実践者が語る「自分の関係人口」の増やし方』というセッションもあります。既に和歌山でのワーケーションを実施している弊社としても興味深い内容ですし、多くの刺激をもらえることでしょう。
加えて、これは私見ですが、和歌山と高知はあらゆる点で似ていると思っています。私が実際に行ってみた経験で感じる…
名状し難い肌感覚によるものもそうですし、どちらも黒潮(日本海流)の影響を多分に受ける温暖な地域です。気候的に似通ってくるのは当然のこと、それゆえに植生や文化といったところまで類似性が出てくるのでないかという視点も別段的はずれな考察ではないと思うのですが(どうなのでしょう)。ともすれば、上述したようなものの中での高知での事例は和歌山にもあらゆる部分で適用(応用)出来そうです。
長くなりましたが、そうした様々な「ヒント」がこのイベントにはあるのではないかと思い、参加しました。
高知県へ移動
今回は現地での参加だったので、東京から移動することになります。移動は成田空港から高知空港までおよそ2時間弱程度のフライトです。というわけでまずは京成スカイライナーで成田空港を目指します。
上野か日暮里から乗車することになるのですが、弊社は田端にあるので日暮里までは数分で到着します。
京成スカイライナーはご覧の通り成田空港まで直通です。速いし早いです。
本筋と関係ないですが、電光掲示板は大体、日中韓英で記載されていることに気付きました。日本で多言語対応のシステムをリリース、運用するとなるとやはりこの4言語が選ばれるのでしょうか。
車両がゴージャス(?)です。
出陣。
個人的に京成スカイライナーが優秀だと思うのは、全席にコンセントがついているという点です。
東京も少し走ると車窓からの眺めは牧歌的になりますね。
3、40分ほど電車に揺られていると
つきました。今回はLCCを利用したので、ターミナルまでの距離を考えるともう少々時間がかかります。しかし、早めに家を出たことや、各種手続きがスムーズに終わったこともあり、出発まで妙に時間を持て余してしまいました。
フライトまでの待ち時間に県の公式パンフレットを熟読して時間を潰します。一応18年前後住んだのですが、だからこそ知らないことも多いです。
(しかし、我が県は龍馬に頼りすぎではないでしょうか、、、。)
2時間弱程度空を飛びます。↑は成田上空ですが、高知空港上空はもっと何もないです。
高知に到着
追い風なのか予定より早く到着しました。龍馬がお出迎えしてくれます。それもそのはず
実は高知空港には高知龍馬空港という愛称がついています。何でも、日本で初めて人名を愛称にした空港だとか(※3)。(海外にはジョン・F・ケネディ国際空港とかありますが。)龍馬の双肩に高知県の未来を担わせすぎている気もして少々心配してしまいますが…。まさか龍馬も近江屋で斬られた時には後に自分が空港の名前になるなんて思いもしなかったことでしょう。
銅像もあります。JR高知駅にも、桂浜にも銅像はあります。県立坂本龍馬記念館にも、市立龍馬の生まれたまち記念館にも、香南市龍馬歴史館…etcにもあります。そういえば、龍馬郵便局とかファミリーマート高知インター店にもありますね。県内に全部で16体あります(※4)。労基も銅像には適用されません…。まさか龍馬も近江屋で斬られた時には後に自分の銅像が県内だけで16体も作られるとは思いもしなかったことでしょう。
イベント会場へ
本イベントの会場は高知空港もとい高知龍馬空港から車で40分ほど
「ちより街テラス」という複数の会議室を設ける施設で、画像中央の家電量販店と隣接しています。(中も繋がっています。)
もしかしたら都心部にお住まいの方は、「あら、のどかな郊外での会合なのね」とお思いになるかもしれませんが、このあたりは高知県の中でもトップクラスに都会です。
簡単な手続きを済ませ、オリジナルTシャツや名札などをもらいます。
時間が早かったので、まだ人はすくなかったです。
オリジナルTシャツに着替え、ドキドキとワクワクが入り混じった心持ちで開演の時を待ちました。(つづく)
注釈・他
※1
11年前に「龍馬伝」という大河ドラマがありました。その影響からか他地方の友人からよく聞かれました…。お酒をたくさん飲む等は結構イメージ通りだったりします。間違っても高知県民の前で「オサケノメマス」などと言ってはいけません。
※2
24年連続減少は深刻です。
※3
全国的には鳥取砂丘コナン空港や米子鬼太郎空港の方が有名でしょう。(両者が人名かというと議論の余地はありますが…。)ともすると、やなせたかし氏は高知県の出身なので、高知アンパンマン空港になっていたかもしれませんね。
※4
ご旅行の際はぜひ探してみてください。(それだけ県民に愛され、今尚語り継がれる偉人なのでしょうね)
フォトギャラリー
先述したオリジナルTシャツです。
CROSS THE BORDERというロゴはなかなかセンセーショナルです。
空港にはアンパンマンもいます。
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