歴史考察 #44 弥生時代の王は17世紀の日本の皇帝では⁈
こちらの絵、なんだかわかりますか?
こちらは1669年「モンタヌス」が描いた「日本の皇帝」の絵なんですよね。
では、この「日本の皇帝」とは誰なんでしょう?
ちなみに1669年は徳川家綱と霊元天皇の時代ですが、どちらの姿にも似てませんよね。
そんなことからも「モンタヌス」の絵は、伝聞と想像だけとされているのですが、今回出向いた「安土城考古博物館」でこの「日本の皇帝」に似てる服装をした王様に遭遇したんですよ!!
それは、「6世紀の王」
きらびやかな頭の装飾や、シンプルな服、耳の前に出ている髪等々、「モンタヌス」の「17世紀の皇帝」と不思議とよく似てるんですよね。
ちなみに、展示物には「ガラス玉のネックレス」もあり、それは、弥生時代後期(3世紀)のものとされているのですが、日本人がガラスを作り始めたのは17世紀後半の長崎であったと推測されているということから考えますと、こちらの「6世紀の王」は、ひょっとしたら、「モンタヌス」が描いた「日本の皇帝(17世紀の王)」なのではないかと思ってしまいます。
何が本当なのかわかりませんが、「安土城考古博物館」のあるエリアは、塔のある洋館や、大きな噴水や、見たこともない巨大な日時計や、パイプオルガンがあったりと、ヨーロッパのお城を彷彿させるもので溢れています✨
そんなことから、ひょっとすると江戸時代にはすでに、西洋モノで溢れていたのではないか?とも思ってしまいます♡
いずれにしましても、謎がいっぱいの不思議な歴史公園「近江風土記の丘」
こちらは、JR安土から自転車で15分ほど。
美しい緑の田園風景を見ながら、まっすぐな道を風をきって自転車で訪れるのおススメです♡